2018年5月18日金曜日

Andretti Autosport IR-12 Honda #26 17 フロントウイング

スーパースピードウエイ用はF1に比べると造形が単純ですが、一から作ると強度確保が難しいので、F1用の既製品を改造します。

素材はTAMIYA F60用フロントウイング。

まず、サイドの補助プレートをカットし、翼端板の形状を修正します。

次に、メインパネルの平面形状を短冊状に修正し、IR-12用の形状を方眼ボール紙で作ります。

型紙に合わせて、t=0.5mm PET板を切り出します。ノーズが重なる部分を山形(ウェーブ状)に成形(手で曲げる)します。

パネル表面のグラフィックは、ラベルシールで表現します。


主に使っているラベルシール(フィルム)はこの2種類。

光沢ホワイト耐水タイプ。

印刷表面にカバーフィルムを貼るタイプ。ラベルの厚みは増えますが、表面が擦れても印刷が剥がれません。小石などが当たりやすい部分に使っています。

 グラフィックソフトで編集・印刷し、余白をカットします。

青色部分の端部(ホワイト地が見える部分)に青色マジックを塗ります。

 F60フロントウイングのメインパネルにPET板で製作したIR-12用メインパネルを両面テープで貼り付けます。
※中央部、ノーズが重なる部分は浮いた状態です

 翼端板は上部をカットしています。


翼端板の外側には、3Mのラップフィルム(クルマなどのラッピングに使うもの)を貼り付けます。
※カッティングシートなどに比べて、柔軟性・曲面追随性が高い

貼り付ける面を綺麗にしておけば、かなりしっかり貼り付きます。

2018年5月12日土曜日

Takuma Sato(Andretti Autosport IR-12 Honda INDY500)1

2017年のINDY500(インディカーシリーズ第6戦・第101回インディアナポリス500マイルレース)で優勝した佐藤琢磨選手のヘルメットです。

在庫のTAMIYA製顔付ヘルメットを使います。
※造形に手を加えたものをシリコンで型取りし無発泡ウレタンで複製・ 白塗装済  詳しくは ヘルメット を参照ください  


使用する塗料は Mr.COLOR 5 ブルー、Mr.COLOR 65 インディブルー、Mr.COLOR 79 シャインレッド。このほか、シルバー(側面)、モールや内装に半艶黒、艶消し黒を使います。
※顔部分の塗料は後述

水平基調の比較的描きやすいグラフィックですが、効率よく作業を進めるために「塗装計画書(塗装・マスキングの手順)」(背景の用紙)を作成しました。
まずはグラフィックの比率を確認しながら水平方向のマスク。
※既製品マスキングテープを幅2mm~3mmに切ったものを下端から貼ります。顔の高さ辺りから直線では貼りにくくなるので、徐々に曲線(カーブ)にします。

 頭頂部や側面、後頭部のチェックパターンの幅を確認します。


 細線も塗装で表現します。マスキングテープの間隔は凡そ0.5mmです。
※カッティングマットの円形は、R状に細切りしたマスキングテープの残りです。


最初に赤を塗装します。Mr.COLOR 79 シャインレッド。鮮やかな赤色です。


 マスキングテープを剥がしたところ。マスクのズレで、細線に段が見えます。
※頭頂部のマスキングテープは剥がしません。



左側面、マスキングテープの“浮き”で塗料の吹込みがあります。
※赤塗料をカッターナイフで削って修正しました。

赤部分をマスクします。

この後、顔の高さ部分もマスクします。

額部分に青を塗装します。Mr.COLOR 5 ブルー(青)を使います。



ムラができないよう少しずつ均一に塗り重ねます。

2018年5月11日金曜日

Andretti Autosport IR-12 Honda #26 16 エンジンカウルフィン

インダクションポッド後部、エンジンカウルのフィンは別パーツで造形します。

 形状は、方眼ボール紙で試作・チューニングし、t=0.5mm PET板で側面の"HONDA Panasonic"のロゴと一体になったパーツを作り、左右から貼り合わせて表現します。


スポンサーロゴのマスク

"HONDA" と "Panasonic" ロゴ(鏡像)を手作業で切り出します。予備を含めて3つずつ用意します。

位置決めのマスキングテープを目安に裏側から貼り付けます。
※PET板から切り出したフィン形状には、事前にインダクションポッド後端の曲面に合わせた丸みを手加工で付けています
※マスク作業の前に、プライマーとしてエンジンカラースプレー・EG-S クリヤーを塗装

 PS-1ホワイトで塗装。裏打ちにPSパステルグレイを塗装。

"HONDA" のマスクを剥がします。


裏からPS-5ブラックを塗装。

"Panasonic" のマスクを剥がします。

 ボディと同じPS-30ブリリアントブルーを塗装します。貼り付けた隙間から青色が見えないよう、もう一度PS-1ホワイトを塗装。

貼り付け位置を確認して、薄手の両面テープで固定します。
※作業中、PET板の保護フィルムが剥がれてしまったので、代わりにマスキングテープを貼っています

2018年5月5日土曜日

F104 ボディ比較 2

タミヤの新しいF104用ボディを入手したので、手持ちのボディと比較してみました。

以前の F104 ボディ比較 と合わせて、製作の参考に



今回の比較ボディ
①F104

 F104 PRO発売時に付属した、2008年以前の造形イメージ。

 サイドポンツーン下端の絞り込みは付属の成形パーツで再現。

 サイドポンツーン上面のルーバー形状とエンジンカウル上面の排気管、後方のサブウイングなどが特徴。



②Ferrari F60

 F104 Ferrari F60 組立キット時に発売されたボディ。

 2009年からのレギュレーションに対応したシンプルな造形。

 ボディに付属するインダクションポッド先端と小型のバージボード(上)、下端が絞り込まれたサイドポンツーンとシャークフィン(下・左右)

 縦方向の楕円形状のインダクションポッドとバージボードは一体で成形。

下端が絞り込まれたサイドポンツーンにはシャークフィンも成形されています。

 シャークフィンパーツは、インダクションポッド後方・エンジンカウルの上側面左右に貼り付けます。


③タイプ2017 (F104 2 PRO と合わせて発売された新ボディ)


サイドポンツーン、インダクションポッド、大型バージボードなどが付属。

 かなり前後に長くなりました。


横楕円のインダクションポッドとバージボード(上)、サイドポンツーン(下左右)。
サイドポンツーン下端の絞り込みは比較的少なくなっています。



 左から F104、FerrariF60、タイプ2017
※今回は周囲をカットしていません

ボディマウント位置を合わせて撮影
上:F104 下:F60
 ノーズの長さやコックピットの位置が違います。後端は同じくらいです。

 コックピット開口前端位置を比べます。

 約10mm F60のほうが前寄りです。

 ボディマウント位置を合わせて撮影
上:F60 下:タイプ2017
ノーズ長さはほぼ同じですが、後端はタイプ2017のほうがかなり長い。

 コックピット開口前端位置を比べます。

 こちらも約10mm タイプ2017のほうが前寄りです。

ボディマウント位置を合わせて撮影
上:F104 下:タイプ2017
同じシャシーのボディとは思えないくらい大きさが違います。
ボディ幅を測ったところ、F104=129mm タイプ2017=138mm でした。

 コックピット開口前端位置を比べます。

約20mm タイプ2017のほうが前寄りです。


ヘルメット取付け~ボディマウント間の寸法比較

 F104 約63mm

 F60 約70mm

 タイプ2017 約74mm


ヘルメット取付け~コックピット開口前端までの寸法比較

F104 約47mm

 F60 約50mm

タイプ2017 約55mm


カウル高さ(実車でいうモノコック上面までの高さ 横から見た時のボディ厚みに影響)

 左:F104 右:F60
下端のカットラインはほぼ同じなので、見かけの高さ=実際のボディ厚みの差です。F60のほうが3mmくらいサイドポンツーンが高い。

左:F60 右:タイプ2017
見た目2mmほどタイプ2017が高い。カットラインが低い分 実寸で4mmほど高い。
 
 左:F104 右:タイプ2017
タイプ2017の下端カットラインが2mmほど低いようです。見た目F104より5mmくらい高いので、実寸は約7mmほどタイプ2017のサイドポンツーンが高い。

カウル高さを測ってみました。(ボディ下端のカットラインからカウル上面まで)

F104 : 54mm
F60 : 55.5mm(コックピット開口前端)/57mm(ノーズ中央部)
タイプ2017 : 59mm


タイプ2017ボディ

 コックピットのサイドプロテクターが角ばった造形になっています。コックピット開口前端~ステアリングまでがかなり長くなっています。インダクションポッド・エンジンカウル後方のフィン形状は隙間が細く塗装が難しそう。

 ノーズの造形はMercedesっぽい。

排気口が造形された後端部。塗装よりも別部品にしたほうが塗装も簡単で見栄えもよくなりそうです。