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2018年5月5日土曜日

F104 ボディ比較 2

タミヤの新しいF104用ボディを入手したので、手持ちのボディと比較してみました。

以前の F104 ボディ比較 と合わせて、製作の参考に



今回の比較ボディ
①F104

 F104 PRO発売時に付属した、2008年以前の造形イメージ。

 サイドポンツーン下端の絞り込みは付属の成形パーツで再現。

 サイドポンツーン上面のルーバー形状とエンジンカウル上面の排気管、後方のサブウイングなどが特徴。



②Ferrari F60

 F104 Ferrari F60 組立キット時に発売されたボディ。

 2009年からのレギュレーションに対応したシンプルな造形。

 ボディに付属するインダクションポッド先端と小型のバージボード(上)、下端が絞り込まれたサイドポンツーンとシャークフィン(下・左右)

 縦方向の楕円形状のインダクションポッドとバージボードは一体で成形。

下端が絞り込まれたサイドポンツーンにはシャークフィンも成形されています。

 シャークフィンパーツは、インダクションポッド後方・エンジンカウルの上側面左右に貼り付けます。


③タイプ2017 (F104 2 PRO と合わせて発売された新ボディ)


サイドポンツーン、インダクションポッド、大型バージボードなどが付属。

 かなり前後に長くなりました。


横楕円のインダクションポッドとバージボード(上)、サイドポンツーン(下左右)。
サイドポンツーン下端の絞り込みは比較的少なくなっています。



 左から F104、FerrariF60、タイプ2017
※今回は周囲をカットしていません

ボディマウント位置を合わせて撮影
上:F104 下:F60
 ノーズの長さやコックピットの位置が違います。後端は同じくらいです。

 コックピット開口前端位置を比べます。

 約10mm F60のほうが前寄りです。

 ボディマウント位置を合わせて撮影
上:F60 下:タイプ2017
ノーズ長さはほぼ同じですが、後端はタイプ2017のほうがかなり長い。

 コックピット開口前端位置を比べます。

 こちらも約10mm タイプ2017のほうが前寄りです。

ボディマウント位置を合わせて撮影
上:F104 下:タイプ2017
同じシャシーのボディとは思えないくらい大きさが違います。
ボディ幅を測ったところ、F104=129mm タイプ2017=138mm でした。

 コックピット開口前端位置を比べます。

約20mm タイプ2017のほうが前寄りです。


ヘルメット取付け~ボディマウント間の寸法比較

 F104 約63mm

 F60 約70mm

 タイプ2017 約74mm


ヘルメット取付け~コックピット開口前端までの寸法比較

F104 約47mm

 F60 約50mm

タイプ2017 約55mm


カウル高さ(実車でいうモノコック上面までの高さ 横から見た時のボディ厚みに影響)

 左:F104 右:F60
下端のカットラインはほぼ同じなので、見かけの高さ=実際のボディ厚みの差です。F60のほうが3mmくらいサイドポンツーンが高い。

左:F60 右:タイプ2017
見た目2mmほどタイプ2017が高い。カットラインが低い分 実寸で4mmほど高い。
 
 左:F104 右:タイプ2017
タイプ2017の下端カットラインが2mmほど低いようです。見た目F104より5mmくらい高いので、実寸は約7mmほどタイプ2017のサイドポンツーンが高い。

カウル高さを測ってみました。(ボディ下端のカットラインからカウル上面まで)

F104 : 54mm
F60 : 55.5mm(コックピット開口前端)/57mm(ノーズ中央部)
タイプ2017 : 59mm


タイプ2017ボディ

 コックピットのサイドプロテクターが角ばった造形になっています。コックピット開口前端~ステアリングまでがかなり長くなっています。インダクションポッド・エンジンカウル後方のフィン形状は隙間が細く塗装が難しそう。

 ノーズの造形はMercedesっぽい。

排気口が造形された後端部。塗装よりも別部品にしたほうが塗装も簡単で見栄えもよくなりそうです。

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