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2024年9月13日金曜日

ドライバーギミック Ver.2 / ステアリング・ヘルメットギミック(Sauber C30 #10/小林可夢偉)

ステアリング・ヘルメットギミック(2011年~2012年 制作)

シャシー : TAMIYA F104 PRO Black Special
ボディー : Sauber C30(nose: TAMIYA Ferrari F60 / body: TAMIYA McLaren MP4-24)
ドライバー : 小林可夢偉

ヘルメットギミックから20年近く経ってのバージョンアップです。

シャシーを眺めていて、自身の工作技術でも何とかなりそうなステアリングギミックのアイデアが浮かんできました。

Ver.2 の要はステアリングの回転です。

基本構想は変わらず
「サーボを増設せず・ステアリングサーボの動きを利用して、ステアリングやヘルメットを動かす」です。


ステアリングサーボの動きの伝達

ステアリングサーボホーンの角運動をギヤ(シャフト)を使ってステアリングに伝えます。


1.ギヤの選択と出力軸の保持

ミニ四駆や同程度のモジュールの工作用プラギヤを使います。

※写真は車両右側から撮影
サーボ本体に固定したアルミ製シャフトホルダーでギヤシャフトを保持します。
写真右側:サーボホーンに大径ギヤ(右・白色/出力)→シャフト側に小径ギヤ(右上・黄緑/入力)
写真左側:シャフト側に中径ギヤ(左手前・ピンク/出力)→ステアリングシャフトに中径ギヤ(左奥・ピンク/入力)

モジュールの小さなプラギヤは簡単に歯飛びしてしまうので、出力軸の保持には高い剛性が必要でした。
また、ギヤのバックラッシュ調整のためシャフトホルダーの取付穴が少し大きくなっています。


2.ヘルメットの動き

サーボ後方にステアリング回転機構を設けたため、Ver.1 のようなロッドが使えません。
そこで別の方法を考えました。

ヘルメットの基部にV字プレートを取り付け、左右の上腕部から伸びるジョイントプレートと繋ぎます。

ステアリングの回転で上腕~ジョイントプレートが動き、V字プレートを左右に動かします。




Ver.1 のような傾きはほとんどありませんが、左右には動きます。


3.ドライバーフィギュア
※詳細については別途

バッテリーホルダー(D3部品)にステアリングホルダーを取り付け、さらにドライバーフィギュアを一体で造形。

バッテリーホルダーとして機能し、バッテリーの着脱時に脱着が可能です。

ドライバーフィギュアの胴体(下半身)を収めるために、アッパーデッキを一部カット。





※ステアリングの回転角は左右それぞれ90°程度
※回転角を増やす Ver.3 に繋がります。

2024年8月30日金曜日

ALPHA TAURI AT02 Honda 74 ドライバーフィギュア 8

ドライバーフィギュアの組み立て

左:アルミ材を組み合わせて自作したステアリングシャフトホルダー一体バッテリーホルダー
右:フィギュアボディベース
※ギミックに関するパーツの詳細は別途

M2皿ねじでフィギュアボディベースを自作バッテリーホルダーに固定。



ステアリングの回転運動でヘルメットを動かすギミックプレートを取り付け。

ギミックプレートのステアリング側にはギヤを刻んでいます。

スタリングシャフトに取り付けたミニ四駆ピニオンが嚙み合います。

ステアリングホルダーから前側に飛び出したシャフトにミニ四駆のギヤを取り付けます。

ストッパーを取り付けて脱落防止。



ギミックプレートの後端に

ドライバーヘルメットを動かすギミックジョイントを取り付けます。


ステアリングを組み込んだバッテリーホルダー/フィギュアボディベースにドライバーフィギュア上半身を取り付けます。

フィギュアボディベースの裏側からM1.7皿ねじで固定します。

右上腕部を取り付けます。

左上腕部を取り付けます。

首のM3ねじにラバースペーサーを取り付け

ドライバーヘルメットをねじ込みます。

シャシー/アッパーデッキのバッテリーホルダーの位置に取り付けます。

ステアリングセンターを調整。
※ステアリングサーボからのギヤについての詳細は別途

右にステア。

左にステア。

ボディカウルを取り付けて、同じ動作を確認。

右にステア。

左にステア。

最初に組み立てた状態では、毎回スムーズに動きません。
パーツの干渉や僅かな回転抵抗など、何か所もの不具合対策が必要です。
同じF104でもボディごとにコクピットの開口位置がシャシー(アッパーデッキ)に対して前後・上下に微妙に異なり、ステアリング~フィギュア・ヘルメットの搭載位置をそれに合わせて微調整して製作しなければなりません。

※ドライバーフィギュア・ギミックの詳細については別途

2024年8月25日日曜日

ALPHA TAURI AT02 Honda 73 ステアリング 2 / ドライバーフィギュア 7

ステアリンググラフィックの仕上げ



スイッチノブ

手芸用品の小さなビーズを使ってスイッチノブを再現します。

ビーズの大きさは直径1mm強。穴が開いています。

穴に瞬間接着剤を流し込みます。
※1回では塞ぎきれないので数回繰り返します

乾いたら 半艶黒で塗装。

瞬間接着剤でステアリンググラフィックに貼り付けます。




ステアリング裏面 パドルレバー・付加部品の取付

パドルレバーと付加部品を結合(接着)。

ステアリング裏面の取付部に瞬間接着剤を塗布。

シャフトに通してステアリング裏面に接着。
※上下を間違えないように


ステアリングホルダーとの前後位置を調整するアルミカラー(ミニ四駆パーツ)を取り付けます。

さらにドライバーギミック用のピニオンギヤ(ミニ四駆用)を取り付けます。



ドライバーフィギュア

上腕部を取り付けるボールナットを取り付けます。

胴体内側からヘックスビス

外側からボールナットを取り付けます。



シートベルトの取付け

手芸用のリボンを使います。

ストックの中から幅5mmの黒を

長さ40mm程度に4本切り出し

切口がほつれないよう半田コテで溶かしておきます。

クリップの鋼線を使いペンチでシートベルトバックル状に造形した部品。


バックルにリボンを通し

端部にゴム系接着剤を塗り

折り返して貼り合わせます。

バックルに別のリボンを通したものを2組作ります。

バックルに通したリボンの端(表側)の裏面に両面テープを貼りつけ

方面側で貼り合わせます。

組になったリボンの両端裏面に両面テープを貼り付けます。


フィギュアボディに対してバックルの位置を確認してリボンを取り付けます。
※両面テープがフィギュア胴体の裏面に巻き込んだ所に貼り付ける
※胴体表面に直接貼り付けると、修正や取り換えの時に塗装が剥がれる