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2024年10月11日金曜日

十字レンチのグレードアップ(見栄え向上)


TAMIYA製RCキットに付属している十字レンチ。
過去のキットには2サイズボックスレンチが付属していました。

WILLIAMS FW-07 に付属の2サイズボックスレンチ。
※しっかり締め込むには、両端を繋ぐ筒の中央部の穴に別途付属の六角棒レンチを差し込みます

ナットのサイズと ”TAMIYA" の刻印。

反対側は何故か逆さま。


グレードアップと言っても、ただ”磨く”だけです。

研磨剤とバフ(+電動ドリル)を使って磨きます。


キット付属の状態。
※パーティング部分が気になる場合は、#300→#600程度のサンドペーパーで擦ります

軽く全体を磨きます。少し光ってきます。

念入りに磨きます。

さらに念入りに。徐々に輝いてきました。

もっと磨きます。鏡面っぽくなってきました。

全体を丁寧に磨きます。
※より細かい研磨剤を使えば、さらに光沢が増すと思います

光沢の保護に、ウレタンクリヤーを塗りました。が、かえって少し曇ってしまいました。

比較。左端がキット付属状態。右端はウレタンクリヤー塗布・


使っているうちに鏡面が曇ってしまうと思います。その時はまた磨きましょう。

2019年8月31日土曜日

六角レンチのサイズ識別

ヘックスビスやイモネジに使う六角レンチやヘックスドライバー。

サイズが見分け難かったので、一工夫しました。

カラー収縮チューブを使います。
※写真のものは100円ショップで購入


同じサイズの六角レンチやヘックスドライバー、先端工具のシャフト部分に同じ色の収縮チューブを被せます。
一目で見分けられるようになりました。


僕は以下のように色分けしています。

M3 イモネジ用(六角平径 1.5mm) 黄色

M3 ヘックスビス用(六角平径 2mm) 赤色(一番よく使います)

M3 六角穴付ボルト用(六角平径 2.5mm) 青色


精密ドライバーにも被せています。
M2 以上 赤色
M1.7 以下 黄色

2019年7月7日日曜日

小径タップ

ヘルメットバイザーの取付けや、ポリカボディパーツ同士の固定など、精密ねじ使用の際に使っています。

 左から タップホルダー M1.4 タップ M2 タップ

 M1 から M2.6 まで対応の小径タップホルダー。

M1.4 のタップ。

 M2 のタップ

 パッケージの台紙には、各サイズのタップに必要な下穴径が記載されています。

 タップホルダーにはタップを固定するイモネジ用の六角レンチが付属しています。

 装着するタップに合わせて、タップホルダーの両面にあるイモネジを締めこんで固定します。

2019年5月31日金曜日

パイプカッター

ディテールアップに樹脂や金属のパイプを使う場合、樹脂・金属用ノコギリでカットしていました。
切り出す寸法精度が低く、切り口が傾いたりしていました。

そこで

金属パイプも切断できる小径用パイプカッターを購入しました。

切断可能なパイプは直径 3mm ~ 22mm ・最大肉厚 3mm までですが、ディテールアップの素材用としては十分と思います。

回転刃が少し食い込むまでクランプを締め、切断する素材を手で回し(パイプカッター側を回してもOK)・1回転→クランプを締め込み・回転刃の食い込みを増やす→素材を回転→  を繰り返します。肉厚にもよりますが、数回転で切断できます。
※写真のパイプは直径9mm

クランプノブの内側に、切断面(パイプの内側)に残るバリ取りを備えています。


気になる点
1.切断精度は ±0.5mm くらい(回転刃のぐらつきでけがき位置から少しずれることがあります)

2.クランプのローラーの跡が切断素材に付きます(傷というほどではありません・ウエスなどで強く磨くと消える程度)

3.素材の表面が滑らかなものや直径が細い場合、回す時に手が滑ることがあります

2016年12月24日土曜日

工具のチューニング スパナ レンチ 2

工具のチューニング スパナ レンチの「2.ナットを保持する仕掛け」を、キット付属のコンビネーションツールにも施しました。



径の異なる収縮チューブを4カ所に取り付け、加熱します。

ホイールナットの付け外しに専用で使用しているボックスレンチにも取り付けています。

ナットが脱落しなくなり、作業効率が上がります。

2016年11月5日土曜日

工具のチューニング スパナ レンチ

TAMIYAの組立てキットには、便利な十字ボックスレンチが付属しています。

キットを最初に組み立てるときはよいのですが、部分的な分解整備など狭い場所では、その多機能が仇となることがあります。
また、いろいろ改造していると狭い隙間でナットを締めたり緩めたりということがあります。

RC用にミニサイズのレンチ(コンビネーションレンチや両口スパナなど)を持っていますが、作業効率を高めるちょっとした工夫をしています。


1.薄肉加工


一般的なサイズのレンチには薄いものがあります。それと同じように先端をヤスリで薄く削っています。
※薄肉化により、強度が落ちるので、過度な薄肉化、過剰なトルクに注意


2.ナットを保持する仕掛け

上:薄肉加工のみ
下:薄肉加工+収縮チューブ

 オープンエンド側

メガネレンチ側

手持ちで最大径の収縮チューブだと5.5mmにしか付けられませんでした。

レンチ部を覆う寸法にカットした収縮チューブをかぶせて加熱します。収縮が完了してからナットの収まる部分をカッターナイフやハサミでナットより小さめにカットします。


指やラジオペンチが入らないような狭い場所で、ナットを落とさず作業できます。

2016年10月22日土曜日

F104フロントサスペンション サスボールの付け方・外し方

アジャスター・ボールエンド等のメタルボールの付け方・外し方 の追加説明です。
今回も、モーターのベアリングを外す工具を使います。

F104フロントサスペンションのサスボール(標準は樹脂パーツ、オプションはメタルパーツ)の、サスペンションアームへの取り付け・取り外しは、作業もしにくく大変気を遣います。

圧入だけならまだしも、交換となると、サスボールだけでなくサスペンションアームの取り付け部まで傷付けることに・・・


1.ボールの取り外し(A案)

①工具本体にメタルキャップ小を凹みを上向きに取り付け

②取り外したいボール(標準の場合は樹脂)が収まった部分を、取り出し方向をメタルキャップ側(写真では左側)にして取り付けます。

※取り出し方向=裏面(下面)(写真では左側) ⇔表面(写真右側)=意匠面

③ メタルパイプを取り付け

④蝶ネジを締めます

メタルボールの取付け部がメタルキャップの縁で保持された状態で、ボールだけがメタルシャフトに押され取付け部からメタルキャップの方へ押し出されます。


2.ボールの取り外し(B案)
 ①メタルシャフト→取り外したいボール部・取り出す方向を上(写真では右側)→メタルキャップ小 の順に取付け
②蝶ネジを締めこみます

ボールはメタルシャフトに保持され、取付け部だけがメタルキャップ小に押されて下(左側)に押し出されます。


3.ボールの圧入(取付け)

 ①本体に オイルレスメタル→サスペンションアーム・挿入方向を上(写真では右側)に→オイルレスメタル の順に取り付け

②蝶ネジを締めこみます

 ③下(左側)のオイルレスメタルに保持された挿入部に、蝶ネジに押された上(右側)の
オイルレスメタルがボールを取付け部に圧入します