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2020年12月6日日曜日

自作ノーズとボディの連結

近年のノーズを、真空成形で造形し市販のボディに組み合わせています。
現状ではボディの脱着のしやすさを考えて、ノーズとボディは固定していません。

フロントサスペンションアームに噛み込んだ状態のノーズ後端に合わせて、ボディを固定しています。


上下左右ズレを防ぐ補助パーツをボディ内側に取り付けています。
(写真は Scuderia Ferrari SF71H)

現状では、ノーズの位置が前にずれることがあり、隙間が空いてしまいます。
ノーズをしっかり固定すればいいのですが、フロント周りの整備性が悪くなるので、他の方法を考えました。


パーツをボール紙で試作。

ノーズとボディの結合部(内側)にそれぞれ取り付け、このように組み合わせます。

さらに

模型用の磁石を使用します。

今回は、直径4mmの丸形を使います。

厚さ0.5mmのポリカーボネート板で製作したパーツの結合部の外側に、ブチルゴム系両面テープで固定します。




前後の磁石が吸着して、ノーズとボディが結合します。



※走行中、隙間が開かないか検証が必要です。

2019年4月6日土曜日

インダクションポッド 3

前回、タイプ2017ボディに組み合わせたときに気になった部分を修正して、再度成形します。

皺対策で、原型を一段高くしましたが、やはり、皺が発生しました。
タイプ2017のインダクションポッド部分は前後に長く、このように意匠面が綺麗に成形できないと使えません。


成形の方向を原型の上からに変えてみます。開口部の下は成形できるでしょうか。



上部の意匠面は綺麗に成形できています。インダクションポッド開口部の下まで素材は回り込みましたが、その下に激しく皺が発生しました。

しかし、この部分なら、皺を切り取ってボディに装着しても、切り口があまり目立たないのではないか、と考え、この成形品を使ってみようと思います。

2018年12月29日土曜日

インダクションポッド 2

成形


上面後方に皺が発生してしますが、確認用としてこのままトリミングします。


TAMIYA 製ボディ タイプ2017 に組み合わせます。

ヘッドレスト後ろあたりが気になりますが、エンジンカウルへのつながりはまあまあです。

次回本番用には、皺が出ないよう慎重に成形したいと思います。

2018年12月22日土曜日

インダクションポッド 1

キットボディのインダクションポッドは、縦長や横長の楕円ですが、ここ数年、横長の
長円(Rの間に直線部分)が増えたように思います。

そこで、後付けの横長長円インタクションポッドを真空成形で製作しようと考えました。
(現在進行形の作業の為、試行錯誤中です)


まずは、原型の製作。

R部分に丸棒を使います。


片面を削ったΦ12mm丸棒を2本接着し、

ノーズなどと同じ要領で、端材を組み合わせて全体を造形します。

石塑粘土を盛り付けます。必要なのは先端部分だけなのですが、かなり大きくなりました。離型が難しそうです。


もっと部分的な原型に軌道修正。


開口部のみの造形にしました。

2018年11月16日金曜日

F1 ボディのフィッティング 2

リヤ

 リヤエンドはボディ面をできるだけ残したいと考え、エキゾーストの後端でカット。
※エキゾーストパイプの造形も切り取っています

 ドライブシャフトを外し、左右、それぞれ少しずつカットします。

右側はギヤがあるので、それほど残せません。最終的には下部分は全てカットしました。


装着 フロント

 ボディを載せたら、アッパーアームの前側・後側の部分が外側を・真ん中部分が内側を通るようにガイドしながら、真下に押し下げます。
※ステアリングロッドの切り欠きは、この状態で位置を確認してから



取外しの際は、アッパーアームの下に回り込んだ前後部分を外に開くようにめくりながらボディを上に持ち上げます。


リヤ

 左:モーターマウントの逃げ。ロールの可動域までカットしています。

右:モーターマウントとギヤの逃げ。ピニオン部はもう少し切り欠いたほうがいいようです。


フロントノーズ。切り取らずに残した部分は、ウイングステーとして使えそうです。

リヤ。

2018年11月10日土曜日

F1 ボディのフィッティング 1

F1 ボディのシャシーへのフィッティング(フロントサスペンションアーム周辺のカット)について

※使用するボディはタイプ2017ですが、他のボディでも基本は同じです



組立説明図などでは、フロントサスペンションアームやステアリングロッド周辺を大きく切り欠くよう指示されています。

大きな切り欠きは、ボディの脱着は楽ですが見た目はあまりよくありません。

そこで、ノーズ側面の切り欠きを最小限にする(ボディ面を残す)手法を考えました。

長所
①フロントノーズ周辺(側面)の見栄えが向上する
②フロント部のボディマウントを省略できる(ノーズ上面に穴が開かない分、見栄えも向上)
※ノーズ部側面がフロントサスペンション・アッパーアームにしっかり噛み込んで固定します 激しくクラッシュしない限りノーズから外れることはありません

短所
①ボディの脱着(特に取り外し)が難しくなる・脱着に時間がかかる
※気になる場合は、サスペンションアーム下部分の斜めカットを大きくすれば改善します

②激しいクラッシュ時、ノーズ部分の噛み込みが外れる、切り欠き部周辺へのダメージが懸念される。


ノーズ部はエンボスのラインではなく、(下端を)長めに残してカットしています。マスキングテープは仮貼りしたノーズ下端ライン。サイドポンツーンは別パーツを組み付ける部分のみ切り取り、後端への綺麗な曲面をそのまま利用したい(シャシーとの隙間をギリギリに仕上げる)と考え、この時点では切り取らずに残しています。
※ノーズ下端を長めに残しているのは、作業を進めている途中にいろいろアイデアを思いつくため、可能性のありそうな部分はなるべく残すようにしているからです
※右リヤは大雑把に切り取ってしまいました 左右逆ならよかったです


カットする部分が分かりやすいよう、ノーズ下端ラインを細切りのマスキングテープに貼り直します。


ボディにあるエンボス加工のサスペンションアーム(アッパーアーム)・カットラインの上部分を基準にアーム断面(厚み+裏面のリブ形状等)を切り抜きます。

通常はこのエンボス加工されたカットラインに沿って下の部分を切り取りますが

アッパーアームの収まる部分を上端を基準に、幅5mmにカットしたマスキングテープを貼り付けます。

エンボス加工のサスペンションアームの(断面)形状をなぞります。

後側(写真では右側)の縦のエンボス加工ラインに沿って幅12mmのマスキングテープを貼り、その前側(写真では左側)に幅15mmのマスキングテープを隙間なく貼ります。
前後の赤い△印が、ボディを被せるときのアッパーアームの通り道になります。

下が水平の翼断面を丁寧に切り取ります。

 赤い印部分も縦にカット。


アッパーアーム下に入り込む部分の角をC面カットします。
※取り外しをしやすくします

サスペンションアーム下をノーズ下端ラインでカット。これでロワアームと干渉しません。

 ノーズ下は、途中のエンボス加工ラインまで下端をカットし、先端部分の下端は残しておきます。

前側アッパーアーム部もC面カットします。

次回
ステアリングロッドの切り欠きについて

ロッドの位置によって切り欠く大きさが変わってきます。現物合わせで少しずつカットします。
※ステアリングロッドの場合は左右の最大舵角で確認