2016年12月10日土曜日

TAMIYA F104 + TB-03 / F201 1

シンプルな構造のDD F1。俊敏な走りが魅力ですが、後輪車軸懸架や、リヤウイングとリヤタイヤが一緒に動くのが気になっていました。

F101 の頃から、DD車を4輪(特に後輪)独立サスペンションに改造できないかと、いろいろ考えていましたが、TB-03(のギヤケース)を見ていて面白いアイデアを思いつきました。

ベースはF104。DDのモーター・ギヤケース部にTB-03のギヤケースをレイアウトしモーターを直結できたら、後輪を左右独立サスペンションにできそうです。

F104アッパー/ロアデッキ、モーター、TB-03ギヤケース、F201サスペンションアームを並べて、あれこれ考えました。


課題は
1.F104ロア/アッパーデッキとモーター、ギヤケースの固定
2.モーターへのベベルギヤの取付け
3.サスペンションアームの取付  
折角なので、4輪共、左右独立サスペンションで考えます。
4.プッシュロッド式サスペンション

※モーターの搭載位置の関係で標準バッテリーが搭載不可能


試行錯誤の末、以下のようなシャシーを組立てました。(2011年)

F104アッパー/ロアデッキを使用。モーターとTB-03ギヤケースのジョイントブラケット、プッシュロッドサポートをアルミ材で自作。フロントサスペンションベースはFRP板で自作。リヤサスペンションアームはギヤケースに直付け。モーター(NOVAK)とサーボ(SANWA)、タイヤ/ホイールは暫定(タイヤレターは2011年当時のBRIDGESTONE POTENZA)。

フロントにはF201フロントサスペンションアームを使用。プッシュロッドはターンバックルロッドとF1用フロントスプリング、ボールエンドの組み合わせ。

インボード部のターンバックルロッドエンドのナットはネジロック剤で固定し、スペーサーの有り無しでスプリングのテンションを調整。ホイール側ボールエンドの締め込み量で車高を調整。

モーターはブラケットを介してシャシー(ロアデッキ/アッパーデッキ)に固定。さらにギヤケースをサブブラケットでモーター後部に取り付け。
※アッパーデッキを一部カットしています。

モーターはF104バッテリー搭載位置(後部)に収まります。このため、標準サイズバッテリーが収まりません。

フロント同様、F201サスペンションアームを使用。リヤアップライトはTB-03フロントアップライトを加工して使用。ツーリングカー用六角ハブはサイズアップしてF104ホイールを装着可能にしています。アップライトはターンバックルを介してギヤケースに固定。ターンバックルの締め込み量でトー角を調整。

プッシュロッドはフロント同様、ターンバックルロッドとF1用フロントスプリング、ボールエンドの組み合わせ。インボード部のタイロッドエンドのナットはネジロック剤で固定し、スペーサーの有り無しでスプリングのテンションを調整。ホイール側ボールエンドの締め込み量で車高を調整。

フロント/リヤ共、サスペンションアームのホイール側にボールエンドをねじ込みアップライトを固定。ボールエンドのねじ込み量でトレッド/キャンバー角を調整。TB-03ギヤケースのスタビライザー取付け穴でサスペンションアーム・リヤサポートを固定。左右の穴ピッチがF104キットのリヤウイングと同じ!

ディメンション(ホイールベース、トレッド)はF104に合わせています。

レシーバー、ESCはメカトレイに搭載可能なので、小型のバッテリーを使えば走行可能です。












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