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2025年1月11日土曜日

RC収納 2(2025.1.13.誤記訂正・説明文追記)

今回は同じハードケースにF1を2台収納する方法です。
(F104 2台または F104 1台+F101~103 1台)

左:JORDAN J194(F101 / J191ボディ)右:LOTUS E20(F104 / Ferrari F60 ボディ)

今回はパーツトレイの代わりにF1用(F101~104が載せられる)トレイを自作します。

F101~103は上下逆さまに収納します。裏返しを想定してトレイを上に載せて形状確認。

厚さ1mmのPET板で試作。
※ハードケース付属のトレイと同じ位置に収まるよう、穴あけや切り欠きを設けています

底部にはこれまで通りF104を収納。

付属トレイの場所に自作トレイを載せ、上下裏返し&(下部の向きと)前後逆にF101~F103、F104Wを載せます。

ここで問題が。
ハードケース蓋内側のリブがリヤタイヤと干渉します。

JORDAN J193 J194 が履いているタイヤには TAMIAY HOP UP OPTION RDタイヤキャップラバーを被せています。通常のスポンジタイヤより径・全幅が大きくなっています。

リヤタイヤと蓋のリブの位置関係。

リヤウイングを外し、めいっぱい後ろに寄せると、何とかリブを回避できました。

リヤウイングを外すひと手間が増えますが、この状態できっちり蓋が閉まります。
※リヤウイングをどこかに入れなければ

PET板の試作品を参考に、厚さ1mmのアルミ材(右側)で製作。

PET板の試作から改良しています。

ハードケースに装着。

改良点は・・・F104リヤイウング 翼端版の「逃げ」を追加しました。

リヤウイングとの干渉部分を切り欠いた分、車両を後方にできます。



リヤタイヤ位置が蓋内側のリブをギリギリで回避します。
F104はウイングを外さずに収納が可能です。
※但しF60に準じたウイング装着に限ります

RC収納1とは逆に、ツールやスペアパーツを底部分に収め、トレイにRC F1を収納することもできます。
※難点は、F1 2台だけを運ぶには重くてかさばること


ここで問題が…
RC収納1,2で紹介したハードケースには TAMIYA タイプ2017のウイングを装着したF104が収納できません。全長が長くなるので内寸が足りません。
※前後ウイングを取り外した検証はしていません

2024年9月7日土曜日

ドライバーギミック Ver.1 / ヘルメットギミック(McLaren MP4/8 #7/ Michael Andretti)

ヘルメットギミック(1994年制作)

シャシー : TAMIYA F101(写真はメカニズムの復刻に使用したF103改)
ボディ : McLaren MP4/8 #7
ドライバー : Michael Andretti

ドライバーが露出しているRC F1で、ドライバーヘルメットの動きを再現したくて製作しました。
※当時は、工作技術やアイデアが乏しくヘルメットが可動するだけです


基本構想
「ステアリングサーボの動きを利用してヘルメットを動かす」
F1 シャシー・ボディの大きさなどから、ヘルメット可動のサーボを増設するのではなく、ステアリングサーボを使ってヘルメットを動かす機構を考えました。


1.ステアリングサーボの搭載方向
組み立て説明図では、F101 のステアリングサーボは横に寝かせて装着(サーボホーンの回転中心が車両センターからオフセットしている)しますが、サーボの回転を取り出しやすくするために縦置きとしました。

2.サーボの動きをヘルメットに伝える
ヘルメットを動かすための機構を、ステアリングサーボからヘルメット下部までの空間に配置します。(形状と素材選びに苦労しました)

3.ヘルメットの動き
実際のドライバーヘルメットと同じような動きを再現したいと考え、単純な1軸回転ではなく、視線と共に首を傾けるような動作ができないか試作を繰り返しました。


ギミックロッド

サーボホーンに取り付けたプレートでギミックロッドの先端を左右に動かします。
※写真はF103ですが当時はF101で同じようにサーボ縦置きに

サーボホーンの動きはサーボ後端に設けた支点で左右が逆転した動き(逆位相)となります。

ギミックロッド後端にドライバーヘルメットを動かすフック(M3ネジとサイドガード)。

ボディカウルとシャシー装備との隙間に収まるギミックロッド。軽く・しなやか・強度も必要、ということで当時はABS樹脂板を使っていました。(写真はPET板)

右旋回時、ギミックロッド後端は左に。


左旋回時、ギミックロッド後端は右に。


ヘルメットの動き

左右に首を振りつつ首を傾ける動作(「回転」+「傾き」)は、ヘルメットの取付けネジをボディ下側に飛び出させネジ下端のプレート(穴部分)でギミックロッドと繋いで(引掛けて)「回転+横方向へ引っ張る」動きに。


ギミックロッドとの連結をボディカウルの無い状態で再現。これは直進時。

左旋回。

右旋回。
※ボディカウルが無い状態では動きが大きい
※取り付けネジの一番上の黒いOリングとボールカラーの間でボディに取り付けます

ボディカウルを付けた状態で。直進時。
※ボディカウル装着時、ヘルメットをフックに引っ掛けるのにちょっとコツが必要です
※ヘルメットは少し緩い状態(ネジを締めすぎない)

左旋回。

右旋回。

前から見ると首を旋回方向に傾けています。

2017年9月15日金曜日

F104 Snow Tire

F104 の圧雪・凍結路面走行用に製作しました。

外径・内径・幅などがF104標準タイヤに近く、圧雪・凍結路面でグリップしそうなタイヤを探しました。

左から、タムテックギア専用パーツ SG-56・バギーチャンプ・スペアタイヤ(後輪)、タムテックギア専用パーツ・OG-43 バギーチャンプ SCタイヤ(後輪/ハイグリップタイプ・インナー付)、タムテックギア専用パーツ SG-40・GB-01ワイルドボア・リヤタイヤ。

ホイールも購入しました。左から、タムテックギア専用パーツ SG-9・GB-01フロントホイール、タムテックギア専用パーツ SG-10・GB-01リヤホイール、右端はSP-1398・F104メッシュホイールセット(ラバータイヤ用)

GB-01フロントホイールの取り付け部。六角ハブに取り付けるタイプ。

 GB-01 リヤホイールの取り付け部。六角ハブに取り付けますが、F104リヤとサイズが異なります。

F104フロントホイールの取り付け部。

F104リヤホイール。

F104ラバータイヤ用ホイールを使用し、タイヤはそれぞれ、前輪にSG-56・後輪にSG-40を装着することにしました。

ホイールとはF104標準のように面一になりませんが、面を合わせて接着します。写真はフロント・表側、ホイールは黒に染色・ホイール部をシルバー塗装したもの。

フロント・内側

リヤ・外側

リヤ・内側

1台分製作しました。左がフロント用、右がリヤ用。

F104ラバータイヤ(写真下段・未使用)と比較。

F104フロント・ラバータイヤは直径64mm。

F104フロントホイールに取り付けたバギーチャンプ・スペアタイヤ(後輪/SG-56)も64mm。

F104リヤ・ラバータイヤは直径64.7mm。

F104リヤホイールに取り付けたGB-01ワイルドボア・リヤタイヤ(SG-40)は67mm。

車軸高は、フロントは変わりませんが、リヤが少し高くなる分、前傾が強くなります。

リヤの車軸を上げるか(=シャシーを下げる=前傾を少なく)、前後の車軸を下げて(シャシー全体を上げる)グランドクリアランスをなるべく確保すると走行しやすいと思います。