2020年6月26日金曜日

McLaren MP4/5B 7 モノコック

4輪独立シャシーに実車モノコック風のインナーカウルを取り付けます。
インナーカウルは真空成形で造形します。


真空成形型の製作

ポリカーボネートボディを参考に、凡その形状を描き、工作材を組み合わせて基本形状を組み立てます。

現在のような3次曲面ではなくポリゴン形状なので、造形は比較的簡単です。

成型時の圧力に耐えられる程度の強度を持たせつつ、材料の節約も考え中空で組み立てます。

ラジエター部の造形を加えます。

コックピット開口部形状の目安にマスキングテープを貼ります。


コックピット前側のR形状を線描きします。


インダクションポッドの後傾部分を切り取ります。
基本形状が出来上がりました。





パテ盛り

工作材の造形不足部分や継ぎ目にパテを盛り付けます。




整形

工作材の端切れを当て木にして、サンドペーパーでパテ盛りした面を整えます。

エッジ(相貫線)をシャープに整えます。

サンドペーパーかけとパテ盛りを繰り返し、造形を整えます。



造形の完成

コックピット開口や後端長さは暫定です。成形後、シャシーやポリカーボネートボディと組み合わせてみて問題があれば修正します。







サーフェイサー塗布し、成形作業に進みます。

2020年6月21日日曜日

McLaren MP4/5B 6 サスペンション 2

サスペンションの修正

フロント

プルロッドサスペンションブラケットに取り付けているボールエンドを、オープンタイプ5mm強化アジャスターに取り替えます。

プルロッドサスペンションブラケットへの取り付けに不要な部分を切り取ります。

M6バイスでアジャスター基部にねじを切ります。

アジャスターレンチを使って回します。

ギリギリまでねじを切ります。

開口が少し大きいほうからボールを押し込みます。

 ピストンロッドに替えて、細いステアリング用アジャスターロッドを使います。

クランク部分のスプリングストッパー。イモネジ固定とスペーサー試します。

イモネジタイプは少し大きすぎるようです。



標準部品のF10・フロントロワアームを使わないので、後側M4アルミビス部分のスペーサーを作ります。
パイプカッターで内径4mmのアルミパイプをパイプカッターで必要な長さにカットします。

高さ(長さ)は切り出し誤差がプラス方向に生じるので、カット後、サンドペーパーなどで微調整します。

必要寸法は12mm。

サーボ、サスペンションアームなどとロワデッキに組み付けます。
※前側のM4アルミビスにはフロントウイングが付きます

ロワデッキ裏面から。サスペンションアームはロワデッキに直接固定していません。

サスペンションアームは2枚のサスペンションアームブラケットを介してロワデッキに固定しています。


リヤ

ギヤケースブラケットに、M3長ねじ・ワッシャー・テーパースペーサーを取り付けます。

テーパースペーサーの上にサスペンションアームを載せます。

サスペンションアーム(ロワ)TB-03ギヤケース・モーターユニットジョイントパーツなどを組んだ状態。

プッシュロッドを、両ネジシャフトからピストンロッドに変更し、アルミパイプから切り出したカラーをスプリングストッパーとして取り付けます。

 F104フロントスプリングを取付け、アッパーエンドブラケットに取り付けたボールエンドに通します。

ピストンロッドの溝にCリングを取り付けます。

これで、ロッドが抜けません。