実車では、かなり複雑でレースを重ねるごとに形状が変わっていきますが、簡略化して再現。
※形状を決めるまでの記録を撮っていなかったので、手順だけ紹介します
1.フロントウイングの平面形状を大雑把に描きます。
2.資料写真を見ながら、重なっている翼断面パーツの形状を方眼画用紙に描きます。
3.方眼用紙を切り抜いたパーツを、フロントウイングの上に並べて、形状と重なり具合を確認します。
4.調整内容を反映して、方眼用紙に0.3mmのシャープペンシルで最終形状を描きます。
5mmの方眼用紙に描いたパーツの形状。
5.翼断面の材料には炭酸飲料PETボトル(1.5Lの大容量、なるべくシンプルな円筒形状)の、側面部=平滑な2次曲面部 を使用します。
1.5Lの炭酸飲料PETボトル。2次曲面部分を使います。
※購入時、できるだけ表面に傷が付いていないものを選びます。
6.2次曲面の部分の上下をカットし、円筒形状に切り出します。短冊状に切り開きます。
7.マスキングテープを方眼用紙に貼ります。
※幅が足りない場合は、中央部が重なるように2枚に分けて貼ります。
8.マスキングテープを方眼用紙から丁寧に剥がし、短冊状に切り開いたPETボトルの内面に貼ります。
※写真はパーツをカットした残りです。
PETボトルの2次曲面部を切り開き、内側にマスキングテープを貼ります。
9.PETボトルの外側(表面)からは、方眼用紙から転写された線がはっきり見えるので、外側から線に沿って、丁寧にカットします。
パーツをカットした残りのPETボトル。外側(写真右上のほう)からは、マスキングテープに転写した線がはっきり見える。
10.パーツの裏側(=PETボトルの外側)をポリカボディと同じように塗装します。
※クリヤーまたはプライマー → PS-スモーク → PS-ガンメタル
塗装の終わったパーツと組立て前のフロントウイング。
11.パーツはA→B→C→・・・の順に5mm程度重ねながらブチルゴム系両面テープで貼っていきます。
車両中央側の端はフラットペンチで折り曲げてみました。
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