今では、出場の全車両、レース時以外の新車発表会やテスト走行などでもインダクションポッド上部のほか、側面やノーズなどにも取り付けられています。オンボードカメラのない状態で見ることはほとんどなく、1990年代に比べるとスタイリングの重要なアイテム(空力パーツ?)になっていると思います。しかし、残念ながら市販のボディキットではそこまで再現しているものはありません。アクセサリーとしての市販品もありますが、意外と簡単に作れるので、材料と手順を紹介します。
1.材料
5mmプラ角棒 1本でだいたい2台分くらい作れます。
2.ツール
接着剤(瞬間接着剤やアクリル接着剤)、パテ、カッターナイフ(小型)、サンドペーパー、金ヤスリなどの切削工具、
3.手順
①プラ棒の切断
5mmプラ角棒を4等分します。元の長さのまま接着しないのは、切削作業がしにくいためです。
※カッターナイフで四辺に強めに切れ込みを入れると、ポキッと折れます。
②プラ棒の接着
4本を並べて平らに接着します。最近はアクリル用接着剤を使用しています。樹脂を溶かして接着するタイプで、付属の注入器で接合部に少量流し込んで使います。
※注入器の使い方に慣れが必要です。
※接着剤が少し多すぎて、表面が荒れてしまいました。
③翼断面に切削成形
カッターナイフで大まかに削り、ヤスリで形を整え、サンドペーパーで仕上げます。
※切削の前に、ボールペンなどで厚み方向の中心に線を引いておくと成形の目安になり、作業しやすいです。
右側が切削後、サンドペーパーで仕上げたものです。一部、凹みにパテを盛って修正しています。
次回は、造形
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