2014年Mercedes W05ボディ用に製作した、Nico Rosberg 選手のヘルメットです。タミヤ製フェイス付(アライ?)のチンガード部と後頭部、帽体のシルエットをシューベルト風に改造しています。(チンガード前部の詳細な造形再現には至っていません)
まずは、ホワイトを下塗りし、十分乾燥の後、顔部分をマスクしてベースカラーのガンメタリックを塗装。
ガンメタリックの乾燥後、カーボンパターンの貼り付け部をマスク。
マットブラックを塗装。※ここからはエアブラシを使っています。
カーボンパターンが見えている部分に、ハセガワのカーボンデカールを貼り付け。
ハセガワのカーボンデカールは非常によく伸びますが、小さな曲面に広く綺麗に貼るのは難しく、目立たない部分で継いでいます。
シールドバイザーを仮留めして、貼り付け位置を確認後、
ミラーテープを「Ⅵ」の形と細いラインにカットして、貼り付けます。
小さな「Ⅵ」は最後に貼ります。
ミラー部をマスクして、カーボンからマットブラックにグラデーションしている部分を塗装します。
資料写真などをみながらカーボン→マットブラックのグラデーションを仕上げます。
2014年12月26日金曜日
2014年12月23日火曜日
ヘルメット 5
左から、タミヤ製オリジナル(原型)、アライ、ベル、シューベルト
ベルとシューベルト、実物では帽体の丸みが逆のようです・・・
以前に紹介したPET材で作ったリヤスポイラー。これは下塗りの前段階で取り付けています。
※写真はアライタイプ
このほか、前述のエアインテークカバーやHANSアンカー(アライ呼称)、チンバーガーニー(チンガード前面に付いているエアロパーツ・まだ作ったことはありません)などを加えると、シンプルなカラーリングでもリアルに見えます。
ベルとシューベルト、実物では帽体の丸みが逆のようです・・・
以前に紹介したPET材で作ったリヤスポイラー。これは下塗りの前段階で取り付けています。
※写真はアライタイプ
このほか、前述のエアインテークカバーやHANSアンカー(アライ呼称)、チンバーガーニー(チンガード前面に付いているエアロパーツ・まだ作ったことはありません)などを加えると、シンプルなカラーリングでもリアルに見えます。
2014年12月19日金曜日
2014年12月12日金曜日
ヘルメット 3 BELL
ベル RS3 PRO、RS7 CARBONなどに似せて改造しています。
改造点
①帽体の後頭部を切削(側面シルエットをより丸く)
②チンガード下端をパテ盛り造形
③開口部を彫り込む
④鼻下、頬部を彫り込む
※塗膜が厚くなり、ディテールがぼけてしまっています。
チンガード部の開口位置が実物とかなり違います・・・
改造点
①帽体の後頭部を切削(側面シルエットをより丸く)
②チンガード下端をパテ盛り造形
③開口部を彫り込む
④鼻下、頬部を彫り込む
※塗膜が厚くなり、ディテールがぼけてしまっています。
チンガード部の開口位置が実物とかなり違います・・・
2014年12月5日金曜日
ヘルメット 2 Arai
タミヤ製に手を加え、アライGP-5・GP-6 RCに似せています。
①フェイス開口の左側面にある凹みをパテ埋め。
②鼻下、頬部を彫り込む
③チンガード部の3本スリットを埋め、左右の1本スリットを彫り込み表現。
④後頭部のスポイラーやエアベンチレーターカバーを追加(必要に応じて・塗装の前後に装着)
側面シルエットはそのままです。
チンガード部の左右スリットを切削造形
鼻下・頬部を彫り込み
無発泡ウレタンの無垢なので後頭部に凹みはありません(シリコン型の注入口があり、無発泡ウレタンの余分を削り取ります。
※写真は、サーフェイサー(グレイ)→サーフェイサー(ホワイト)→ラッカーホワイトを塗装したもの。本塗装前状態です。
2014年12月2日火曜日
ヘルメット
僕の使用しているヘルメットパーツは、タミヤのフェイス付き(ツーリング、ラリーカー用?)です。
※写真はタミヤプラモデルファクトリー新橋店で購入したカスタマーパーツ
※写真はパーツを組立て、サーフェイサーを塗装した状態です。後頭部の中央に前後パーツ固定ビスの凹みがあります。
造形が昔のアライ風なので現在のF1ドライバー・ヘルメット製作にあたり、アライ、ベル、シューベルトそれぞれに似せた改造を施しています。
画像は、写真を元に描いた側面シルエットの比較図です。
※前後を揃えて描画しています。実際の大きさ比較にはなっていません。
アライ(日本) GP-5、GP-6RC
側面シルエットが他社に比べ横長の比率。(小判形?俵形?)チンガード部左右にシンプルな横スリット、下端は水平に近いライン。
ベル(アメリカ) RS3、RS7 CARBON
アライよりも丸い側面シルエット。チンガード部の下端が前方に突き出ている。チンガード部のスリットは鋭角三角形。
シューベルト(ドイツ) SF1
側面シルエットが最も丸い。チンガード部が複雑な造形(まだ、そこまで再現できていません)。後頭部下端がえぐれたような形状で、旧型ではHANSの固定フック座面が造形されていました。シールドバイザー中央下部に固定フック?。
タミヤ製をシリコンゴムで型取りし、無発泡ウレタンで複製を作り、アライ、ベル、シューベルトの各タイプを製作しました。出来上がったものを、同じくシリコンで型取りし、それぞれ複数個ストックしています。
これまで、アライとシューベルトは使いましたが、ベルの出番がなかなかありません。
2014年
アライ(日本人ドライバー、レッドブル?)
小林可夢偉、ジェンソン・バトン(ホンダ時代はベル)、セバスチャン・ベッテル(2014年12月フェラーリのテストでもアライを使用とのこと)、ダニエル・リカルド、ルイス・ハミルトン(セナと同じく内装がグリーン)、バルテリ・ボッタス、エイドリアン・スーティル、ダニール・クビアト、セルジオ・ペレス、ケビン・マグヌッセン、マックス・チルトン
ベル
ロマン・グロージャン、パストール・マルドナド、エステバン・グティエレス、ジャンーエリック・ベルニュ、マーカス・エリクソン
シューベルト(フェラーリ?、ドイツ系)
フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネン(ロータス時代はアライ)、フェリペ・マッサ、
ニコ・ロズベルグ、ニコ・ヒュルケンベルグ、ジュール・ビアンキ
※写真はタミヤプラモデルファクトリー新橋店で購入したカスタマーパーツ
造形が昔のアライ風なので現在のF1ドライバー・ヘルメット製作にあたり、アライ、ベル、シューベルトそれぞれに似せた改造を施しています。
画像は、写真を元に描いた側面シルエットの比較図です。
※前後を揃えて描画しています。実際の大きさ比較にはなっていません。
アライ(日本) GP-5、GP-6RC
側面シルエットが他社に比べ横長の比率。(小判形?俵形?)チンガード部左右にシンプルな横スリット、下端は水平に近いライン。
ベル(アメリカ) RS3、RS7 CARBON
アライよりも丸い側面シルエット。チンガード部の下端が前方に突き出ている。チンガード部のスリットは鋭角三角形。
シューベルト(ドイツ) SF1
側面シルエットが最も丸い。チンガード部が複雑な造形(まだ、そこまで再現できていません)。後頭部下端がえぐれたような形状で、旧型ではHANSの固定フック座面が造形されていました。シールドバイザー中央下部に固定フック?。
タミヤ製をシリコンゴムで型取りし、無発泡ウレタンで複製を作り、アライ、ベル、シューベルトの各タイプを製作しました。出来上がったものを、同じくシリコンで型取りし、それぞれ複数個ストックしています。
これまで、アライとシューベルトは使いましたが、ベルの出番がなかなかありません。
2014年
アライ(日本人ドライバー、レッドブル?)
小林可夢偉、ジェンソン・バトン(ホンダ時代はベル)、セバスチャン・ベッテル(2014年12月フェラーリのテストでもアライを使用とのこと)、ダニエル・リカルド、ルイス・ハミルトン(セナと同じく内装がグリーン)、バルテリ・ボッタス、エイドリアン・スーティル、ダニール・クビアト、セルジオ・ペレス、ケビン・マグヌッセン、マックス・チルトン
ベル
ロマン・グロージャン、パストール・マルドナド、エステバン・グティエレス、ジャンーエリック・ベルニュ、マーカス・エリクソン
シューベルト(フェラーリ?、ドイツ系)
フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネン(ロータス時代はアライ)、フェリペ・マッサ、
ニコ・ロズベルグ、ニコ・ヒュルケンベルグ、ジュール・ビアンキ
2014年11月22日土曜日
ディテールアップ オンボードカメラ 9
取付け状態の確認が終わったら、塗装(サーフェイサー→半艶黒、好みによってカーボンシール)上面と側面に蛍光イエロー(セカンドドライバー?)、レンズをイメージしたデカールを貼り付け、インダクションポッドに固定→本体に取り付けます。
⑪塗装
サーフェイサー→半艶黒で塗装します。好みによってカーボンデカールで仕上げてもよいと思います。
⑫デカール貼り付け
蛍光デカールは、これまでカッティングシートを使っていましたが、柔軟性が悪いうえ厚く、時間が経つと端が浮いていました。
蛍光デカール(とカーボン調デカール)
今回思い切って、ハセガワのシートを購入しました。(カーボン調は以前から使用)柔軟性・曲面追随性が高く、曲面や複雑な形状でもしっかり貼ることができます。
オンボードカメラをこのカーボンフィニッシュで仕上げるときは、下のほうから作業すると良いでしょう。シートの端面が下向きになり重なった部分が目立たなくなります。
(今、わかりやすいサンプルがありません。写真は別の機会に・・・)
蛍光デカールの形状
オンボードカメラに貼り付ける蛍光デカールのだいたいの形状と大きさです。
楕円は側面左右。四角は上面です。それぞれ2種類ずつ大きさを描いています。造形したオンボードカメラの仕上がり寸法に合わせて使ってください。
カメラレンズ
上の画像はグラフィックソフトで自作したカメラレンズのイメージです。等倍でプリントに使えます(レンズイメージ:一辺約3.5mm 20×5=100) インダクションポッド用オンボードカメラに前後2枚使います。切り欠き部の貼り付け面の小さい部分には一回り小さく切り出して使ってください。
小さいものなのでまとめて印刷しておくと毎回の手間が省けます。
蛍光カッティングシート。端が浮き上がっています。
ディテールアップ オンボードカメラ 7.5.5
支柱の前側にパテを盛りつけ、傾斜の不足を調整しました。
大雑把に盛り付けたパテが下端で1.5~2mmくらいの厚みになるように、形状を整えます。
前側の傾斜に合わせて、後側を少し削りました。
このまま取り付けると、下端がインダクションポッドから飛び出すので、前側に増えた分と同じくらいの寸法で取り付け穴を開け直します。
支柱の傾斜が実車と同じくらいになりました。
大雑把に盛り付けたパテが下端で1.5~2mmくらいの厚みになるように、形状を整えます。
前側の傾斜に合わせて、後側を少し削りました。
このまま取り付けると、下端がインダクションポッドから飛び出すので、前側に増えた分と同じくらいの寸法で取り付け穴を開け直します。
支柱の傾斜が実車と同じくらいになりました。
2014年11月14日金曜日
ディテールアップ オンボードカメラ 8
⑩インダクションポッドへの固定。
オンボードカメラの取付けにはM1.7のネジを使います。単品では手に入りにくいので、セット販売品を使っています。長さは5mmくらいが丁度よいと思います。
取り付け位置は、オンボードカメラの前後長の中央あたり。(翼断面の一番太い部分はネジ留めの際、インダクションポッドのカエリ部に重なって作業が難しくなります)
インダクションポッドの取り付け位置(先端のR止まり付近)に合わせ、インダクションポッドの裏側から、支柱に向かって、プッシュピンを一突きします。
支柱にΦ1.5mmのドリルで深さ5mm程度の穴を開けます。
ネジだけで固定すると、転倒時にインダクションポッドからビスネジが簡単に外れてしまいます。そこで固定する前に、M1.7ネジ用のワッシャーを(売っていないので)作ります。
作り方は簡単です。0.5mmPET材の切れ端にプッシュピンを一突きし、穴の開いた部分を書類パンチ(紙の穴開け)で打ち抜きます。
PET板は打ち抜いた時、反りが付きます。(インダクションポッド内側のRにフィットします)
プッシュピンで開けたインダクションポッドの穴をΦ1.5mmドリルで拡大します。
打ち抜いたワッシャーの反りの内側から、プッシュピンの穴にM1.7ネジをねじ込みます。
インダクションポッドの内側からワッシャーの付いたM1.7ネジをねじ込みます。
インダクションポッドの表面から飛び出したビスにオンボードカメラ支柱の穴を合わせ、ネジを締めていきます。(取付けが前過ぎると下端の前端が邪魔になってドライバーが使いにくいです)
固定したオンボードカメラの取付け角度(垂直、左右の傾きなど)を確認します。PETワッシャーのゆがみなどで左右に傾くので、少しこじって(手加減して)調整します。
これをボディに取り付けると、ネジの頭がボディのインダクションポッド取付け部先端と干渉して浮いてしまいます。そこで、ボディ側をネジの頭を逃がす程度に少し削ります。
インダクションポッドの「浮き」が解消されました。
※M2以上の太いネジではなく、M1.7の細いネジを使って取り付ける理由
1.支柱の肉厚を少しでも残して、強度を保つ
2.クラッシュで、最悪もげてしまっても、インダクションポッド側の破損範囲が比較的小さくて済む
太い(M3)程度のネジでも固定できますが、支柱の肉厚が少なく、クラッシュで支柱が壊れてしまう可能性が高いと考えています。
細いビスであれば抜けても(ネジ山が潰れても)瞬間接着剤などを流し込んで修復できます。
オンボードカメラの取付けにはM1.7のネジを使います。単品では手に入りにくいので、セット販売品を使っています。長さは5mmくらいが丁度よいと思います。
取り付け位置は、オンボードカメラの前後長の中央あたり。(翼断面の一番太い部分はネジ留めの際、インダクションポッドのカエリ部に重なって作業が難しくなります)
インダクションポッドの取り付け位置(先端のR止まり付近)に合わせ、インダクションポッドの裏側から、支柱に向かって、プッシュピンを一突きします。
ネジだけで固定すると、転倒時にインダクションポッドから
作り方は簡単です。0.5mmPET材の切れ端にプッシュピンを一突きし、穴の開いた部分を書類パンチ(紙の穴開け)で打ち抜きます。
PET板は打ち抜いた時、反りが付きます。(インダクションポッド内側のRにフィットします)
プッシュピンで開けたインダクションポッドの穴をΦ1.5mmドリルで拡大します。
打ち抜いたワッシャーの反りの内側から、プッシュピンの穴にM1.7ネジをねじ込みます。
インダクションポッドの内側からワッシャーの付いたM1.7ネジをねじ込みます。
インダクションポッドの表面から飛び出したビスにオンボードカメラ支柱の穴を合わせ、ネジを締めていきます。(取付けが前過ぎると下端の前端が邪魔になってドライバーが使いにくいです)
固定したオンボードカメラの取付け角度(垂直、左右の傾きなど)を確認します。PETワッシャーのゆがみなどで左右に傾くので、少しこじって(手加減して)調整します。
これをボディに取り付けると、ネジの頭がボディのインダクションポッド取付け部先端と干渉して浮いてしまいます。そこで、ボディ側をネジの頭を逃がす程度に少し削ります。
インダクションポッドの「浮き」が解消されました。
※M2以上の太いネジではなく、M1.7の細いネジを使って取り付ける理由
1.支柱の肉厚を少しでも残して、強度を保つ
2.クラッシュで、最悪もげてしまっても、インダクションポッド側の破損範囲が比較的小さくて済む
太い(M3)程度のネジでも固定できますが、支柱の肉厚が少なく、クラッシュで支柱が壊れてしまう可能性が高いと考えています。
細いビスであれば抜けても(ネジ山が潰れても)瞬間接着剤などを流し込んで修復できます。
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