2020年4月24日金曜日

Alfa Romeo C38 7 ミラー

ミラーの製作

長いステーが特徴的なミラーは、ボディ付属品では雰囲気がでないので自作します。
Ferrari SF71H 同様、ハウジングも真空成形で作ります。

まずは成形型の製作。

手元にあった 9mm×24mm の工作材を使います。 3cmほどの長さにカットし

断面を整形します。

3cm を半分に

平面形状を整形します。


R を付けて全体を整えます。

厚さ 1mm のPET板を使い真空成形します。(中央部)
※不要な部分に他のミラーハウジング型を置いて、同時に成形しています

使うのは先端部分。

離型してから、型に細切りマスキングテープを貼ってカットラインを決めます。

型に成形品を被せ、描いたカットラインを細切りマスキングテープでトレースします。

マスキングテープの際でカット。


ミラーステー

ポリカボディの端切れを使います。(写真はF104リヤ部分)

この部分(垂直面と小さなRでつながった上面)を使います。


切り出す部分にマスキングテープを貼ります。

ボディの固定位置を検討します。(SINGHAの上辺り)

斜めにカットしたものを使います。
※ステーは少し長めに切り出し、ミラーハウジングの位置を確認してから余分をカットします

ボディ側の固定位置に長円を開けます。まずはプッシュピンで印しを付けます。

ピンバイスで直径1mmの穴を開けます。

横に並べて2つ開け、間を切り取って長円にします。

サイドポンツーン上のサブウイングや補助ステーなどもポリカボディの端切れで作ります。

ミラーステーなどを仮組みして位置を確認します。ミラーステーの赤い印はカットする位置。
※サブウイングは上下逆さま

 ミラーハウジング、ミラーステー、サブウイング、補助ステーを塗装します。

プライマー塗布後、ミラーハウジングとミラーステーはPS-5ブラック、サブウイングと補助ステーはPS-1ホワイトで塗装。

 ミラーハウジングは奥までしっかり塗装します。

 鏡面を作ります。成形型の平面形状をトレースします。


 スムージングし、左右用に反転形状も描きます。

 プラ角棒で鏡面スペーサーを作ります。

 鏡面スペーサーに両面テープを貼り付け

少し斜めになるように調整しながら、ハウジングの奥に貼り付けます。

鏡面を取付けて取付け角度や入り込み具合を確認します。

 鏡面パーツにミラーテープを貼り付けます。
※裏面から貼り付けます

 裏面から貼り付けたほうが、鏡面の見栄えが良くなります。

 両面テープで貼り付けます。

 ハウジング表面のカバーフィルムを剥がします。

 手前がカバーフィルムを剥がしたミラーハウジング。

 ミラーステーは、ボディの内側をスクラッチガードフィルムで固定します。

 ハウジングとステーを溶剤系接着剤で接着します。
※ズレ防止に両面テープに貼り付けています

サブウイングに使った端切れの面が荒れていたのとサイドポンツーンの上面に沿わなかったので、もう少し曲面変化のある綺麗な面の素材で作り直します。
材料はTAMIYA F60 ボディのシャークフィンパーツ。

 マスキングテープを貼り付けた部分を使います。

おおまかに切り出します。

補助ステーも角度を変えて作り直しました。サブウイングは最終形状にトリミングし、補助ステー組み付け用の溝を付けて塗装。

 補助ステーはスペアも入れて左右2個ずつ。

補助ステーはサブウイングの裏面に両面テープで固定。


 サブウイングをサイドポンツーン上面に両面テープで固定。補助ステーの角度を調整してミラーハウジングとの隙間を詰めます。
※ミラーハウジングと補助ステー、最終的には接着の必要があると思います


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