ミラーの製作
長いステーが特徴的なミラーは、ボディ付属品では雰囲気がでないので自作します。
Ferrari SF71H 同様、ハウジングも真空成形で作ります。
まずは成形型の製作。
手元にあった 9mm×24mm の工作材を使います。 3cmほどの長さにカットし
断面を整形します。
3cm を半分に
平面形状を整形します。
R を付けて全体を整えます。
厚さ 1mm のPET板を使い真空成形します。(中央部)
※不要な部分に他のミラーハウジング型を置いて、同時に成形しています
使うのは先端部分。
離型してから、型に細切りマスキングテープを貼ってカットラインを決めます。
型に成形品を被せ、描いたカットラインを細切りマスキングテープでトレースします。
マスキングテープの際でカット。
ミラーステー
ポリカボディの端切れを使います。(写真はF104リヤ部分)
この部分(垂直面と小さなRでつながった上面)を使います。
切り出す部分にマスキングテープを貼ります。
ボディの固定位置を検討します。(SINGHAの上辺り)
斜めにカットしたものを使います。
※ステーは少し長めに切り出し、ミラーハウジングの位置を確認してから余分をカットします
ボディ側の固定位置に長円を開けます。まずはプッシュピンで印しを付けます。
ピンバイスで直径1mmの穴を開けます。
横に並べて2つ開け、間を切り取って長円にします。
サイドポンツーン上のサブウイングや補助ステーなどもポリカボディの端切れで作ります。
ミラーステーなどを仮組みして位置を確認します。ミラーステーの赤い印はカットする位置。
※サブウイングは上下逆さま
ミラーハウジング、ミラーステー、サブウイング、補助ステーを塗装します。
プライマー塗布後、ミラーハウジングとミラーステーはPS-5ブラック、サブウイングと補助ステーはPS-1ホワイトで塗装。
ミラーハウジングは奥までしっかり塗装します。
鏡面を作ります。成形型の平面形状をトレースします。
スムージングし、左右用に反転形状も描きます。
プラ角棒で鏡面スペーサーを作ります。
鏡面スペーサーに両面テープを貼り付け
少し斜めになるように調整しながら、ハウジングの奥に貼り付けます。
鏡面を取付けて取付け角度や入り込み具合を確認します。
鏡面パーツにミラーテープを貼り付けます。
※裏面から貼り付けます
裏面から貼り付けたほうが、鏡面の見栄えが良くなります。
両面テープで貼り付けます。
ハウジング表面のカバーフィルムを剥がします。
手前がカバーフィルムを剥がしたミラーハウジング。
ミラーステーは、ボディの内側をスクラッチガードフィルムで固定します。
ハウジングとステーを溶剤系接着剤で接着します。
※ズレ防止に両面テープに貼り付けています
サブウイングに使った端切れの面が荒れていたのとサイドポンツーンの上面に沿わなかったので、もう少し曲面変化のある綺麗な面の素材で作り直します。
材料はTAMIYA F60 ボディのシャークフィンパーツ。
マスキングテープを貼り付けた部分を使います。
おおまかに切り出します。
補助ステーも角度を変えて作り直しました。サブウイングは最終形状にトリミングし、補助ステー組み付け用の溝を付けて塗装。
補助ステーはスペアも入れて左右2個ずつ。
補助ステーはサブウイングの裏面に両面テープで固定。
サブウイングをサイドポンツーン上面に両面テープで固定。補助ステーの角度を調整してミラーハウジングとの隙間を詰めます。
※ミラーハウジングと補助ステー、最終的には接着の必要があると思います
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