ノーズ成形型 製作の続き
(ちょっと作業を戻って)切削面の気泡のパテ埋め
パテ付け面をサンドペーパーで整えると、パテに含まれていた気泡が出てくることがあります。
ピンホールをそのままパテ盛りすると、空気が残ったり、その下にもっと大きな気泡が隠れていたりすることがあります。そこで、写真のように、カッターナイフの先などで窪みをえぐり大きくします。隠れた気泡を露わにしたり、パテが埋めやすくなります。
パテの硬化を待って、再度サンドペーパーで表面を整えます。
ノーズ先端付け根の凹R(くびれの内側)
ノーズ先端付け根部に凹Rを付けます。パテを大雑把に盛り付けます。
上面と面一で切削
まずは、直線に形を整えます。
上面のエアスリット(アウトレット?) 成形できるかどうかわかりませんがやってみましょう。
資料写真などをよく見ながら、おおよその位置にテーピングし、カッターナイフ、鋭角カッターナイフで削っていきます。
空洞部が見えてきました。もう少し掘り進めて
面を整えるため、パテを盛ります。
t=1.0mmPET材を、凹みの幅より少し細く切り出し、2種類(#240、#400)のサンドペーパーを貼ったもので凹み面を整えます。
面がまだ荒れているので、再びパテ盛り・削りを繰り返します。
だんだん面が整ってきました。
稜線のR
R取りの基本は、大きなRから削っていきます。(前回の上面Rが一番大きなR)
※上面のRは、当て木をした#240サンドペーパーで切削。
まずは、Rの大きさを決めるのに、以前製作したFW37用ノーズを参考にします。
先端でR2.0
ボディとの接合部でR4.0
先端部のR止まりの目安を決めるため、ますマスキングテープを2mm幅に切り出します。
先端部の左右角の上面側面に貼ります。
ボディと の接合部用に、4mm幅に切り出します。
20~30mmにカットして接合部付近の左右角の上面側面に貼り付けます。
※削る部分に貼っているマスキングテープは目安です。
これから切削のガイド(目印)になるマスキングテープを貼ります。
先端の細い部分に貼ることを考えて、幅は3mm程度にします。
※幅が広すぎると貼りにくく、細すぎるとよたってしまいます。
最初に貼ったマスキングテープに密着(隙間なく)貼りながら、上面の曲面部分でRを2.0から4.0に徐変させます。
最初に貼ったマスキングテ-プを剥がして、角のRがけ作業にかかります。
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