2022年1月29日土曜日

ALPHA TAURI AT02 Honda 17 リヤウイング 1

リヤウイングの新しい保持方法

一般的なRCフォーミュラーカーでは、リヤウイングをギヤケースの後端(TAMIYA F104 ではC2部品)に取り付けています。そのためリヤウイングがギヤケース(リヤタイヤ)と一緒に動きます。

動画を見ていると、ボディと別々に動くのが不自然で何とかしたいと思っていました。

シャシーからエクステンションを使ってマウントする方法を試します。
※似たようなマウント方法のシャシーがあったように思います

フリクションプレート、フリクションプレートポスト、ギヤケース、モーターなどとのクリアランスを確認しつつ、図のようなエクステンションパーツを描きます。
※ボディとのクリアランスは現物で確認します

厚さ2mm(手持ちに3mmがなかったので)FRP板で製作します。
※走らせてみて強度不足であれば厚みを上げるなどの対策を考えています
※計画図とは形状が異なっています

ボディマウントとピボットポストの取付けを利用してシャシーに固定します。


リヤウイング H17部品の加工

クラッシャブルストラクチャーをはめ込む部分をカットします。
まず、10mm幅にカットしたマスキングテープを中央部に出来るだけ正確に貼り付けます。

10mm幅のマスキングテープの両側に、隙間ができないようマスキングテープを貼ります。

10mm幅のマスキングテープを剥がします。
マスキングテープに挟まれた部分をカットします。


クラッシャブルストラクチャー

クラッシャブルストラクチャーは10mm×15mmアルミ角パイプを使って造形します。

アルミ角パイプの表面に5mm方眼用紙をペーパーセメントで貼り付け、形状を描きます。

切り込めない部分はドリルで穴を開けます。

ドリルの穴の間をニッパーで切り開きます。


断面をヤスリやサンドペーパーで整えます。

H17部品のギヤケース側の面をフラットに削ります。

H17部品と組み合わせたクラッシャブルストラクチャーをエクステンションに固定します。

F104 シャシー後端に取り付けます。

D2ボディマウントに高さ3mmのスペーサーを取付けます。

ピボットポストの固定ねじBB2(3×35mm)を長さ40mm程度のねじとM3標準ナットに交換(写真は薄ナットです)し、高さ4mmのスペーサーを取り付けます。

ボディマウント部は直径4mm穴、ボディポスト部は直径2.6mm穴にM3ねじを切っています。

ボディポストのねじを締めこんで固定します。



ねじが緩まないようにナットを締め込みます。

ボディポスト部はスナップピンで固定し、4mmOリングを重ねます。
※Oリングはボディ内側の保護



ギヤケースがロールしても、リヤウイングは動きません。

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