2017年10月28日土曜日

ボディに穴を開けない固定方法 ノーズ

 一般的なF1シャシーは ノーズとサイドポンツーンの3か所でボディを固定しています。


 しかし、折角のボディに穴を開けたくない。と、穴を開けずに固定する方法をいろいろ考えて試しています。


ノーズの固定方法

F104 の F1部品(アッパーサスマウント)に自作ブラケットを取付け、面ファスナー(マジックファスナー)を使って、ボディを固定します。


ブラケットの製作

写真のような形状で t=1.0mm PET板(ポリカボディの切り抜き残りでも可)からブラケットを切り出します。(方眼は5mmです)
A=30mmより少し狭い 28mmくらい(=ノーズの内寸―面ファスナー2組分の厚み)
B=F1部品の取付け穴の間隔(1 か 2 どちらを使うかで微妙に異なります=両寸法に合わせた長穴にしておくと同じブラケットが使える)
※斜線部は切り取ります。一点鎖線は中心線、二点鎖線で折り曲げます

F1部品の車両前側(写真では1)の取付穴の間隔(=B)で

 Φ3mmの一穴パンチで取付穴を開けます。(ドリルでも可・M3ビスで固定します)


折り曲げる角も割れ防止に穴を開けます。

不要部分(斜線部)を切り取ります。

二点鎖線で折り曲げます。


 アッパーサスマウントに取り付ける前に、面ファスナーを折り曲げた部分に貼り付けます。
※ボディ内側のキズ付を防ぐため、角を落としています。

面ファスナー(貼り付けタイプが便利です)


 写真のようにM3ビスで取り付けます。


前後にズレないよう貼り付け位置を確認し、 ノーズの裏側に広めに面ファスナーを貼り付けます。
※ボディはF104(初期キット標準品)

 
 
上からかぶせて

上から押さえるように装着します。さらに両側面から押さえると、面ファスナーが密着ししっかり固定できます。

ノーズはこの方法、リヤは従来のサイドポンツーンのボディマウントの固定で走らせていますが、激しい転倒でも外れません。

2017年10月21日土曜日

TUMBLER 16 タイヤ/ホイール 3

※タイヤとホイールは接着していません。ホイールが加工品なので、タイヤを接着してしまうと摩耗した時に面倒なのと、タイヤが空回りするほどパワーをかけて走らせないので。


フロント


ホイールが幅広くなった分、タイヤのリム部を強引に装着します。


タイヤ幅が標準より広くなっています。


リヤ
※ダブルタイヤ同士のトレッドパターンはタイヤを接着していなければ、ホイールを組んだ後で揃えることができます。接着する場合は、一度仮組し、トレッドパターンを揃えてから接着するとよいでしょう。


リヤホイールのパーツ。左からハイリフト(マウンテンライダー)用ホイール、ホイールインナー(ビードストッパー?)、ビッグフット用ホイール(部分)と4WD後輪用ホイールを接着した物。
※接着・組立前に樹脂染色剤で黒くしています

写真の順に組み合わせます。

まず外側用としてハイリフト(マウンテンライダー)用ホイールをタイヤに取付けます。

反対側にホイールインナーを取り付けます。

内側用としてビッグフット用+後輪用スターディッシュホイールにタイヤを取り付けます。

ハイリフト(マウンテンライダー)用ホイールとビッグフット用+後輪用スターディッシュホイールを重ね合わせ、タッピングビスで固定します。



ハイリフト(マウンテンライダー)用ホイールとビッグフット用ホイールのディッシュ面が密着するまでしっかり締め込みます。

 ダブルタイヤに組み上がった状態です。普通にホイールに組むより細くなっています。


トレッドパターンは写真のように互い違いにしています。

2017年10月14日土曜日

TUMBLER 15 タイヤ/ホイール 2 リヤ

フロント以上に難しいダブルタイヤのリヤ。

まずは、フロントと同じく、タイヤの選択。

左:最初に選んだ、ビッグフット用タイヤ 右:ホイールを探しているときに見つけたハイリフト(マウンテンライダー)用タイヤ

ホイールの径や幅は同じくらいです。

見た目は、ハイリフト(マウンテンライダー)用のほうがTUMBLERに合いそうです。

問題は、どうやってダブルタイヤに組むか。資料写真を見ると、タイヤ幅はフロントとは逆に幅を細くして丁度よいようです。

4WD用ホイールに取り付けるとして、どうやってダブル化するか。

タイヤを探している時に、使えそうな部品を見つけました。


左側 ハイリフト(マウンテンライダー)用ホイール(左上)とインナー(左下)です。これに右側の後輪用スターディッシュホイール(左上)とビッグフット用ホイール(左下)を組み合わせます。
※ビッグフット用は手持ちの部品。接着していたタイヤを剥がしたためゴムが少し残っています。

まず、後輪用ホイールとビッグフット用ホイールを組み合わせます。

ビッグフット用は、ホイールのディッシュ部分から下(車両寄り)だけを使います。不要なリム部を切り取ります。

段差の部分に切り込みを入れます。

内側の隅部分にも切り込みを入れます。

2~3回切り込みを入れた後、リム部を剥がすようにねじると

簡単に切り離せます。


切り取ったビッグフット用ホイールのディッシュを4WD後輪用ホイールに取り付けます。

4WD後輪用ホイールのリム部を縦に切り取ります。



ビッグフット用ホイールの内側にぴったり収まります。



4WD後輪用ホイールの中央部は不要なので切り取ります。作業しやすくするため、ピンバイスなどでディッシュ面に穴を開けます。




ハイリフト(マウンテンライダー)用ホイールには内側と外側の2つの部品を固定するネジ穴があります。この穴に合わせてビッグフット用ホイールのディッシュ部にΦ2.5mm(=M3タッピングビスで固定)の穴を開けます。

中心を合わせて、プッシュピンやピンバイスなどで位置決めの印を付けます。


ピンバイスでΦ2.5mmの穴を開けます。

1台分の部品。左から ハイリフト(マウンテンライダー)用ホイール(片面)、ハイリフト(マウンテンライダー)用ホイールインナー(ビードストッパー?)、ビッグフット用ホイール(部分)、4WD後輪用ホイール。

タイヤは4本必要です。