ステアリング・ヘルメットギミック(2011年~2012年 制作)
シャシー : TAMIYA F104 PRO Black Special
ボディー : Sauber C30(nose: TAMIYA Ferrari F60 / body: TAMIYA McLaren MP4-24)
ドライバー : 小林可夢偉
ヘルメットギミックから20年近く経ってのバージョンアップです。
シャシーを眺めていて、自身の工作技術でも何とかなりそうなステアリングギミックのアイデアが浮かんできました。
Ver.2 の要はステアリングの回転です。
基本構想は変わらず
「サーボを増設せず・ステアリングサーボの動きを利用して、ステアリングやヘルメットを動かす」です。
ステアリングサーボの動きの伝達
ステアリングサーボホーンの角運動をギヤ(シャフト)を使ってステアリングに伝えます。
1.ギヤの選択と出力軸の保持
※写真は車両右側から撮影
サーボ本体に固定したアルミ製シャフトホルダーでギヤシャフトを保持します。
写真右側:サーボホーンに大径ギヤ(右・白色/出力)→シャフト側に小径ギヤ(右上・黄緑/入力)
写真左側:シャフト側に中径ギヤ(左手前・ピンク/出力)→ステアリングシャフトに中径ギヤ(左奥・ピンク/入力)
モジュールの小さなプラギヤは簡単に歯飛びしてしまうので、出力軸の保持には高い剛性が必要でした。
また、ギヤのバックラッシュ調整のためシャフトホルダーの取付穴が少し大きくなっています。
2.ヘルメットの動き
サーボ後方にステアリング回転機構を設けたため、Ver.1 のようなロッドが使えません。
そこで別の方法を考えました。
ヘルメットの基部にV字プレートを取り付け、左右の上腕部から伸びるジョイントプレートと繋ぎます。
ステアリングの回転で上腕~ジョイントプレートが動き、V字プレートを左右に動かします。
Ver.1 のような傾きはほとんどありませんが、左右には動きます。
3.ドライバーフィギュア
※詳細については別途
バッテリーホルダー(D3部品)にステアリングホルダーを取り付け、さらにドライバーフィギュアを一体で造形。
バッテリーホルダーとして機能し、バッテリーの着脱時に脱着が可能です。
ドライバーフィギュアの胴体(下半身)を収めるために、アッパーデッキを一部カット。
※ステアリングの回転角は左右それぞれ90°程度
※回転角を増やす Ver.3 に繋がります。
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