2021年12月18日土曜日

ALPHA TAURI AT02 Honda 12.5 フロントノーズ

 ノーズのトリミングとフィッティング

凡その寸法(少し大きめ)で全体をトリミングします。

接合位置。今回は重なる部分を設けようと考え、ノーズ、ボディとも長めに残してカットしています。
ノーズの先端位置を抑えつつボディとの結合具合を見ながらカット位置を詰めていきます。
サスペンションアーム後側の切り欠き付近でカットしました。
※切り欠きの前側が微妙に残りました。

側面でノーズが外側に重なりますが、上面はボディを切り欠き重なっていません。

ノーズ先端とウイングの位置関係。



接合部のボディ切り欠き形状。

上面は面一、側面はノーズが外側に。



と、ここでノーズ側面の段差形状が気になり、資料画像をいろいろ調べ直してみました。
結果、段差部分の造形を間違えていることが分かりました。サスペンションアーム基部の膨らみを面の変化と間違えていたようです。

早速、成形型を修正します。

基本形状はそのままに、段差部分を削ります。



稜線のRを整えます。


パテを盛ります。

パテの硬化後、面を整えます。

再度、サーフェイサーを塗布、もう一度成形し直します。

※トリミング形状等は、修正前を参考にするので、多少時間を節約できます

2021年12月12日日曜日

ALPHA TAURI AT02 Honda 12 フロントノーズ

自作Sサイズ(成形可能寸法 100㎜×180mm程度)の真空成形台を使います。
吸引は紙パック・コンセント電源式の小型掃除機。(今、こういうタイプの掃除機を見かけなくなりましたが吸引力は見かけによらず強力です)


下端付近の成型が不十分。

凹部分に空気が残っています。空気抜きの穴を開け忘れていました。

直径1mmのドリルで穴を開けます。



垂直面の下端までしっかり成型できるように、成形型を20mm角程度の木片の上に重ねて成型。

ノーズ先端部。垂直面をウイングステーの造形として使います。

ノーズ先端の造形。思ったより綺麗に成形できましたが、加熱しすぎて気泡が多発しています。

左上:タミヤ タイプ2017ボディ
真ん中と右:真空成形(失敗・垂直面の成型が不十分)

左:タミヤ タイプ2017ボディ
真ん中:深絞り真空成形
左:深絞り真空成形(失敗・垂直面の成型が不十分)

※今回は、気泡の発生や成型不良など失敗が多かったです


次、ボディと合わせながら最終形状にトリミングし、フロントサスペンションアーム部を切り欠きます。

2021年10月23日土曜日

ALPHA TAURI AT02 Honda 11 フロントノーズ

全体の造形を整えます。



一度サーフェイサーを塗装し、再度パテを盛ります。


タミヤタイプ2012ボディのノーズ部のRを測ります。

上面のR付け。R止まりを決めるために細切りのマスキングテープを角に沿って貼り付けます。

貼ったマスキングテープの外側にもマスキングテープを貼り付けます。

最初に貼ったマスキングテープを剥がします。

後から貼ったマスキングテープの間を削ります。


同じ手順で前後方向のR付けを行います。




先端形状を造形します。まずは平面形状をけがきます。

R付け。

全体を整形。




コーナーRとノーズ先端を整形してサーフェイサーを再度塗装。

ノーズ先端。整形が不十分ですが、これで一度成型してみます。

2021年10月2日土曜日

エアファンネル

ホームセンターで、使えそうな素材を見つけました。

電気工事で電線に使うリングスリーブです。

3種類あるなかの、いちばん小さい「小」です。


LOTUS 25 Coventry Climax 7 では、カットしたアクリルパイプの片方を加熱・変形させて造形していたエアファンネルですが、そのまま使えそうな形状です。

左:袋から取り出したリングスリーブ を 右:バフで磨いてみました。

メタル調の塗装なしで使えそうです。

内側の磨きが足りないです。

外側の鏡面はいい感じです。

LOTUS 25Coventry Climax で製作したものとほぼ同じ大きさ。
1980年代以前のディテールアップに使えそうです。
※8気筒のエアファンネルはアクリルパイプ造形+メタル調塗装仕上げ