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2018年11月23日金曜日

2017年型 ウイング フロント

2017年からのウイングを、TAMIYA 製をベースに製作します。
※細かい部分はチーム(さらに毎レース)ごとに異なるうえ、2019年から大きく変わりますが、あくまでもおおまかなイメージの再現という観点から製作しています。

まずは、フロントウイングから

ベースは Ferrari F2012 フロントウイング。

1.基本形状 プレートの付け根(ノーズステー部分)と後端外側(写真では左側のみ)を部分的にカット。

2.ベースとなるF2012 フロントウイングにポリカ板から切り出した本体形状を重ね、空力エレメントを積み重ねます。


3.空力エレメント。 ペーパーモデルやPET平板で形状を詰めていきます。

4.空力エレメントの材料。1.5L 炭酸飲料PETボトルから二次曲面(中央部分)を丁寧に切り出します。(マスキングテープは表面保護と平行ライン決めのため)



5.空力エレメント外側端末のトンネル状・R部分はリードペンチ(先が平らでローレットがないタイプ)で少しずつ曲げ、滑らかなRを付けます。




 別パーツも少し加工しています。これに垂直のエレメントを追加します。

2018年11月16日金曜日

F1 ボディのフィッティング 2

リヤ

 リヤエンドはボディ面をできるだけ残したいと考え、エキゾーストの後端でカット。
※エキゾーストパイプの造形も切り取っています

 ドライブシャフトを外し、左右、それぞれ少しずつカットします。

右側はギヤがあるので、それほど残せません。最終的には下部分は全てカットしました。


装着 フロント

 ボディを載せたら、アッパーアームの前側・後側の部分が外側を・真ん中部分が内側を通るようにガイドしながら、真下に押し下げます。
※ステアリングロッドの切り欠きは、この状態で位置を確認してから



取外しの際は、アッパーアームの下に回り込んだ前後部分を外に開くようにめくりながらボディを上に持ち上げます。


リヤ

 左:モーターマウントの逃げ。ロールの可動域までカットしています。

右:モーターマウントとギヤの逃げ。ピニオン部はもう少し切り欠いたほうがいいようです。


フロントノーズ。切り取らずに残した部分は、ウイングステーとして使えそうです。

リヤ。

2018年11月10日土曜日

F1 ボディのフィッティング 1

F1 ボディのシャシーへのフィッティング(フロントサスペンションアーム周辺のカット)について

※使用するボディはタイプ2017ですが、他のボディでも基本は同じです



組立説明図などでは、フロントサスペンションアームやステアリングロッド周辺を大きく切り欠くよう指示されています。

大きな切り欠きは、ボディの脱着は楽ですが見た目はあまりよくありません。

そこで、ノーズ側面の切り欠きを最小限にする(ボディ面を残す)手法を考えました。

長所
①フロントノーズ周辺(側面)の見栄えが向上する
②フロント部のボディマウントを省略できる(ノーズ上面に穴が開かない分、見栄えも向上)
※ノーズ部側面がフロントサスペンション・アッパーアームにしっかり噛み込んで固定します 激しくクラッシュしない限りノーズから外れることはありません

短所
①ボディの脱着(特に取り外し)が難しくなる・脱着に時間がかかる
※気になる場合は、サスペンションアーム下部分の斜めカットを大きくすれば改善します

②激しいクラッシュ時、ノーズ部分の噛み込みが外れる、切り欠き部周辺へのダメージが懸念される。


ノーズ部はエンボスのラインではなく、(下端を)長めに残してカットしています。マスキングテープは仮貼りしたノーズ下端ライン。サイドポンツーンは別パーツを組み付ける部分のみ切り取り、後端への綺麗な曲面をそのまま利用したい(シャシーとの隙間をギリギリに仕上げる)と考え、この時点では切り取らずに残しています。
※ノーズ下端を長めに残しているのは、作業を進めている途中にいろいろアイデアを思いつくため、可能性のありそうな部分はなるべく残すようにしているからです
※右リヤは大雑把に切り取ってしまいました 左右逆ならよかったです


カットする部分が分かりやすいよう、ノーズ下端ラインを細切りのマスキングテープに貼り直します。


ボディにあるエンボス加工のサスペンションアーム(アッパーアーム)・カットラインの上部分を基準にアーム断面(厚み+裏面のリブ形状等)を切り抜きます。

通常はこのエンボス加工されたカットラインに沿って下の部分を切り取りますが

アッパーアームの収まる部分を上端を基準に、幅5mmにカットしたマスキングテープを貼り付けます。

エンボス加工のサスペンションアームの(断面)形状をなぞります。

後側(写真では右側)の縦のエンボス加工ラインに沿って幅12mmのマスキングテープを貼り、その前側(写真では左側)に幅15mmのマスキングテープを隙間なく貼ります。
前後の赤い△印が、ボディを被せるときのアッパーアームの通り道になります。

下が水平の翼断面を丁寧に切り取ります。

 赤い印部分も縦にカット。


アッパーアーム下に入り込む部分の角をC面カットします。
※取り外しをしやすくします

サスペンションアーム下をノーズ下端ラインでカット。これでロワアームと干渉しません。

 ノーズ下は、途中のエンボス加工ラインまで下端をカットし、先端部分の下端は残しておきます。

前側アッパーアーム部もC面カットします。

次回
ステアリングロッドの切り欠きについて

ロッドの位置によって切り欠く大きさが変わってきます。現物合わせで少しずつカットします。
※ステアリングロッドの場合は左右の最大舵角で確認

2018年11月9日金曜日

Halo 6 寸法変更 2

接着

 上面に接着剤が流れないよう、上面全体にマスキングテープを貼ります。

後方向から溶剤系接着剤を流し込みます。


後部形状

詳しい形状がよく判らないので暫定で進めます。内側を平面に削り、 t=1mm プラ板を接着。

継ぎ目にパテを盛って整形します。
※試行錯誤中 何回か造形し直ししています

全体を パテで整形。写真は、サーフェイサーを塗装せず同時に作業を進めている別物です。
※支柱の基部形状を変えています




サーフェイサーを塗装し、ボディに合わせた上塗りを施します。