2018年9月23日日曜日

F104 ウイング比較 1 フロント

2017年からの新しいレギュレーションでフロント/リヤのウイング形状も変わりました。

TAMIYA からは F104 PRO Ⅱに合わせて、タイプ2017 のボディ、ウイングが発売されました。

今回は F104、F60、MP4-24、F2012、タイプ2017 の5種類のウイングを比較してみました。


まずはフロントから

F104

 2008年までのレギュレーションに準じた造形。ノーズ先端部との2部品構成。
全幅は140mm。

幅が狭く、ハイノーズからのステーも短めです。

下面形状。

先端から後端までは約80mm。先端からロアデッキまでは48mm。


F60

2009年からのレギュレーションに準じた幅広タイプ。ノーズと両端フラップの4部品構成。


当初は「塵取り」などと揶揄されていました。

下面形状。

先端から後端までは約81mm。先端からロアデッキまでは48mm。


MP4-24

F60と同じく2009年レギュレーションに準じた造形。

フラップの形状がF60より複雑に。


下面形状。

先端から後端までは約80mm。先端からロアデッキまでは48mm。


F2012

 ノーズの部品がかなり大きく・太いです。



下面形状。先端部分がフラットになりました。

先端から後端までは約92mm。先端からロアデッキまでは60mm。


タイプ2017

2017年からの新レギュレーションに準じたクサビ型。



下面形状。先端部分はフラットです。

先端から後端までは約97mm。先端からロアデッキまでは66mm。


幅広タイプ 4種類を比較

 左から F60、MP4-24、F2012、タイプ2017。実車では一番幅広いはずのタイプ2017が一番狭く、まるでスケールが違うように見えます。




 F60、MP4-24、F2012 はどれも約181mm。

 対してタイプ2017は

 161.5mm。


F2012 と比較。

F104との比較はあまり意味がありませんが・・・。


ノーズ部品の互換性

 F104は全く取付け方が異なり、タイプ2017は見るからに小さく取り付けビスのピッチも狭いので、残りの3タイプを比較しました。

 取付けビスのピッチは F60=16.5mm、MP4-24=21.5mm 、 F2012=22mm。

ステーの形状は違いますが素材の柔軟性を考慮すると、MP4-24 と F2012 は互換性がありそうです。


F2012 ノーズと MP4-24 ウイング

取付け部の形状が異なりますが

付きました。

前端と側面に隙間があります。



MP4-24 ノーズと F2012 ウイング

F2012 ウイング上面はフラットですが

 こちらも付きました。

ウイング面に凹みがないため、少し浮いたようになっています。

隙間。

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