2015年のニューフェイス Toro Rossoの Max Verstappen選手のヘルメットを製作しました。
ベースはタミヤ製フェイス付き。シリコン型で複製し、ホワイトに塗装してあるストックを使います。
最近のヘルメットグラフィックは複雑なので、構成、塗色・マスキングの順、表現(塗装orデカール)などを、事前に(頭の中や紙に描いて)シミュレーションしてから作業を始めます。
カラーリングは、2016年1月のスキー場でのデモ走行時を参考にしています。
今回は、初めにカラーリングの目安となるシールドバイザーをとりつけます。1mmのピンバイスで穴をあけ、1.2mmの精密ネジで固定します。シールドバイザーの作り方はディテールアップ ヘルメット編 4、Sebastian Vettel 5を参照してください。
基本はRed Bullのかラーリングですが、シルバーがかなりギラギラしているようなので、Mr.Hobbyのラフシルバーを、その上からクリヤーを塗装。画像は左右のセンターを確認するためにマスキングテープを貼っているところ。
色見切りラインを決めるため、下端から細くカットしたマスキングテープ(上のほうにいくにしたがって曲線に切り出したもの)を貼り付けます。
下地のシルバーを生かすため、クリヤーブルーを塗ってみましたが、色味が少し違うよう。
ソリッドのブルーを薄く重ねて塗りました。メタリック感が無くなってしまいましたが、色味は似てきました。
濃淡のブルーとシルバーのバランスを確認。斜めラインが少し違う感じ。手直ししました。
次回「レッド塗装の下塗り(ホワイト)」です。
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