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2015年8月30日日曜日

ヘルメット 7.5

前回紹介したArai用エアスポイラーの形状について以下2点を修正しました。

1.側面形状を少し小さく(ヘルメットへ取り付け時のバランス調整)
2.側面部に貼り付け代を追加(固定・接着しやいように)

側面部の形状はひとまわり小さくしました。また、ヘルメットへの固定・接着のしやすさを考慮して、接着代を追加しました。(斜線部)

今回のパーツをPETボトルから切り出したもの。

平タイプのヤットコで接着代の角をしっかり曲げます。

内側に折り曲げて、平タイプ・ヤットコでもう一度挟みます。


比較 左:前回(白塗装済) 右:今回(未塗装)

前回紹介した形状は、接着代が少ない(接着面が板厚分しかない)ので、接着剤がはみ出したり、接着強度不足の心配があります。(これまでの製作では、接着、隙間をパテ埋めしてからヘルメット全体の塗装をしていました)

今回の形状は、側面部に追加した接着代(内側に折り返した部分)でヘルメットの側面にしっかり固定・接着できそうです。

2015年8月29日土曜日

誤記訂正 (ディテールアップ DRS 3)

ディテールアップ DRS 3 で紹介した、ペトロナスグリーンに使用したファスカラーの名前と写真が間違っていました。

誤:ファスアクア Fasaqua (左) → 正:ファスエセントティール Fasescent Teal (右)
ファスアクアはソリッドカラー、ファスエセントティールはメタリックカラーです。

2015年8月23日日曜日

ヘルメット 7

エアインテーク部を修正したSchuberthとBellを塗装しました。

サーフェイサー・グレー→サーフェイサー・ホワイト→上塗りの下地・ラッカーホワイト(タミヤ・ピュアホワイト)
※ラッカーの塗りが不十分で、あまり艶がありません。


続いて、Araiの後頭部に付いているエアスポイラーの製作紹介です。

これまでは、0.5mmのポリカーボネートやPET材で製作していましたが、平板から作ると後頭部の丸みに合わせて、きれいな曲面に加工するのが難しいです。そこで新しい材料を思いつきました。

これまで何度か紹介した、単純な円筒形状の炭酸飲料系PETボトルを使います。
ボトルの曲面が、ヘルメットの後頭部の丸みにフィットさせやすいです。

スポイラーの形状。5mm方眼用紙に0.3mmのシャープペンシルで描いています。

作画の上に、黄色のマスキングテープを貼ります。(水平ラインを合わせて)

用紙から丁寧に剥がすと、線が転写されます。

写真のように、四角く切り開いたPETボトルの内側に貼ります。
※白い紙の上で作業すると、線が見やすいです。

外周を丁寧に切ります。

左:切り出した状態 右:丸み(反り)を指で強くし、両端を折り曲げた状態。


ヘルメットに接着するとき、塗装面を汚す可能性があります。(最悪は塗膜が剥がれる)
スポイラーがカラーリングされている場合は、塗装前に接着しておくと、後の作業が楽です。
透明の場合は、ヘルメットの塗装後にゴム系接着剤や両面テープで貼り付けるのがよいかもしれません。(まだ試していません)
※見やすいようマスキングテープを貼ったままにしています。作業前には剥がしてください。

2015年8月15日土曜日

ヘルメット 6

ストックしているヘルメットの修正を行いました。

Schuberth と Bell のチンガード部の形状、エアインテークなどを手直しします。

まずは、Schuberth から


パテで口元の立体造形を追加。(写真はサーフェイサー塗布後)

とりあえず、手元にあった3個を修正。

 続いてBell。元のエアインテークをパテで埋めたところ。

 新しいエアインテークの形状を5mm方眼紙にシャープペンシルで描きます。

 マスキングテープで転写。

 チンガード部に貼りつけて

カッターナイフで削ります。


Schuberth のエアインテーク形状をシャープペンシルで描きます。(数字は楕円定規のサイズ)

立体造形の線を合わせて、貼り付けます。

カッターナイフで削ります。