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2015年9月18日金曜日

ディテールアップ バックミラー(1990年代) 1

F101で使っていたMP4/8ボディ用(非タミヤ製)に、以前製作したバックミラーは、ABS樹脂を切削造形したものでした。


ABSの塊にミラーテープを貼っただけです。

ミラーステーは精密ネジ


今回はもう少し凝った作りにしたいといろいろ方法を考えました。
使用する材料は、タミヤプラ棒5mm角と0.5mmプラ板です。


1.まずバックミラーの芯となるブロックを、プラ棒から切り出します。

11mmの長さにカットします。(10mmだと少し小さく感じたので)
カッターナイフで4つの面に、少しずつ切れ込みを入れます。
切れ込みが少し深くなったら、少し力を入れると折れます。

3個切り出します。1個は治具として使います。

3個とも、角をR0.5くらいに削ります。(丸みをつける)


2.ミラー鏡面の取り付け部(ミラーハウジングの外側)になるプラ板(厚さ0.5mm)を必要サイズに切り出します。

幅8mm×長さは少し長め(40mmくらい)の短冊状にカットします。

 プラ棒のどちらか一方の辺に合わせて、プラ棒の丁度真ん中の位置で、瞬間接着剤で接着します。
※接着剤は少量で(多いと、はみ出したり、接着に時間がかかったりします)

しっかり硬化させてから次の作業に移ります。しっかり接着するためには、小型のクランプなどが有効です。


最初の角を折る作業から、写真のように余分の1個で「当て」をしてプラ板の辺を幅いっぱいに押さえると、Rの付いた角に沿ってきれいに曲がります。







 最後の合わせは、重なった部分に印をつけて、余分をカットしてから貼り合わせます。

最後の接着。隙間がなくぴったり収まるのが理想です。少々隙間が空いたら、整形時にパテで修正してください。

まずは、この段階まで。2個作ります。

次回は、整形作業です。