2014年10月25日土曜日

ディテールアップ オンボードカメラ 6

⑧インダクションポッドとの位置合わせ
※インダクションポッドの塗装前に作業します。

 支柱の高さ(写真はE20に取り付けたもの 今回制作したものより後傾しています 角プラ棒の継ぎ目が見えます)
開口部の縁のR止まりあたりに支柱の前部を合わせます。
支柱の前側で凡そ8mm程度の高さを基準に、上部が水平(車体姿勢との関係がありますが、ボディ下端を基準にするのが分かりやすい)になるよう後部の削りしろを決めます。
(E20=F60ボディでほぼ水平)
カットラインから1mmくらい余白を残して大雑把に削ります。カットラインまでそのまま平らに削ると(インダクションポッドの上面が曲面なので)左右に隙が空き、取り付け後にぐらつくので、余白の1mmの部分・支柱の真ん中を細い丸棒ヤスリなどで縦方向に凹に削っていきます。

 
高さ8mmの印(マスキングテープ)までまだ余白が残っています。インダクションポッドの上にしっかり面で当たるようになったら側面から前後の傾きをチェック。この時、前方に傾きが強いと後ろ側を削り、後方に傾いていると前側を削ります。

インダクションポッドのパーツをボディに仮留めし(できればシャシーに載せて)、傾きを確認します。できれば時間を置いてから見直すとよいでしょう。1日経つと傾きが違って見える場合があります。ちょうどよければ真ん中部分の余白が無くなるまで削ります。

 次回、インダクションポッドへの固定です。

2014年10月17日金曜日

ディテールアップ オンボードカメラ 5

⑦細かい造形、調整(つづき)
パテの硬化後、形状を整えます。紙やすり(#240→#400)でパテの凸凹を整えます。

後端部の削り出しは、丸棒の金ヤスリなども使用しました。



後端部の造形、削りすぎないよう少しずつ作業します。


次回、インダクションポッドとの位置合わせ(下端を削る)を経て、塗装です。

2014年10月10日金曜日

ディテールアップ オンボードカメラ 4

⑥細かい造形、調整

 上面の凸部の目安として端から8.5mm幅にカットしたマスキングテープを貼ります。
 
 中央部に幅11mm(28-8.5×2)にカットした0.5mm厚のPET板を貼り付けます。前端まで巻き込むようPET板を丸く加工します。(パテの造形を楽にします)

写真のカッター刃の位置あたりでカットして貼り付けます。

  マスキングテープで仮止めし、隙間にアクリル用接着剤を流し込んで接着します。

PET板が浮いたりズレたりしないよう輪ゴムなどでしっかり固定します。


PET板の後端の段差をパテで埋めます。パテを盛る前にPET板の両側にパテをマスクするためのPET板を借り留めします。
(立体的にパテをマスクするので後の仕上げ作業が楽になります)



 
後端の突起部分までパテを盛っておきます。大目に盛り付けておくと、削り出しの時に追加のパテ盛り作業が少なくなります。

裏側、支柱の継ぎ目もパテを盛ります。(写真は上面の硬化後、輪ゴムを外してから作業しています)

 パテの硬化を待って、形状を整えていきます。

2014年10月3日金曜日

ディテールアップ オンボードカメラ 3

⑤当たり面の切削と接着
 支柱の上部を金ヤスリで翼断面の形に削ります。
大小の半円、丸棒形状の金ヤスリを使っています。

水平部を時々当てながら少しずつ削っていきます。
正面方向から、水平部と支柱の直角も確認します。水平部の両端には、幅11mmにカットしたマスキングテープを貼っています。真ん中に6mmの隙間が空いています。この中心に支柱の位置合わせの目安として0.3mmシャープペンシルで印をしています。
水平部の先端がほんの少し出るくらいがよいと思います。支柱部の当たり面にアクリル接着剤を塗布して接着します。
アクリル接着剤は、瞬間接着剤に比べ硬化が遅いので、接合後の微調整ができます。支柱の直角や、水平部との前後位置を調整します。
接合部に隙間が空いている場合は、接着剤を少し流し込んで塞ぎます。少しくらいはみ出しても、仕上げ工程で整えるので、あまり気にしなくて構いません。
接着剤がしっかり固まるまで、小休止。細かい造形は次回に・・・