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2015年10月9日金曜日

ディテールアップ バックミラー(1990年代) 3

傷や凹みなどをパテ修正し塗装します。


下塗り(フェイサー→ホワイトサーフェイサー) → 上塗り(ピュアホワイト)。乾燥の間にミラーステーを製作します。


ステーの製作

前回は、M1.2くらいの精密ネジを使いましたが、今回はΦ1mmの鋼線(ステンレス)を使用します。ボディ内側に固定する部分と一体で、ラジオペンチで曲げ、対称形状に2個作ります。




ボディに取付穴を開けます。

位置は、マルボロカラーから後ろに5mm、ボディの折れ線から上に2mm程度です。
※写真はそれぞれ位置決めの寸法にカットしたマスキングテープを貼ったところ

穴開けのガイドとして、プッシュピンで先穴を開けます。

Φ1.2mmのドリルで穴を開けます。(左右)
※ステーは塗装するため、1mmより少し大きな穴にします。

 塗装前に、固定した時のステーの角度などを確認しておきます。



調整は、少しずつ角度を確認しながら行います。

 角度の調整・確認が終わったら、塗装します。喰い付きが強く下塗りが不要の、スプレータイプの耐熱塗装黒です。



 内側は、マスキングテープを使った仮止め
 
 
ミラーの製作
 鏡面を、以前ディテールアップ バックミラーで紹介した方法で製作します。
※写真は、ミラーテープ(左・幅10mm程度)と、炭酸飲料PETボトルの一部(単純な円筒タイプのショルダー部)にミラーテープを貼った状態

 鏡面の上下寸法(5mm)にマスキングテープをカットし、貼り付けたミラーテープの上に貼る。


必要寸法(5mm×11mm)より大きめに切り出す。

マスキングテープの端に定規を合わせてカット

上下をカット。

ハウジングに当ててみます。ハウジングの横は、曲線のようです。

R定規をガイドにして曲線でカットし直します。

角に0.5mm~1.0mm程度のR加工をします。

11mmの長さを測り、上下中央付近に印しを付けます。

印に合わせて、先ほどと同じRでカットします。


角にRを付けて、ハウジングに仮合わせします。少し幅が広いようです。

端を0.2~0.3mmくらいカットし直します。(同様にRも付けます)

丁度よい感じに収まりました。(まだ仮組です)

鏡面が内向きになるようにハウジング外側にスペーサーを取り付けます。ハウジングの下、左は0.5mmのPET板を2つ折りにしたもの。右は1.0mmのPET板。左のほうが1.0mmより少し厚みがあり、鏡面の沈み込み加減がよかったです。
※仮組のため、両面テープでハウジングに固定。


鏡面のマスキングテープを剥がしたところ。
※ニードルタイプのピンセットを使用

ボディへの取付け
ハウジングの穴はΦ1mm。差し込むのはきついですが、簡単には動かないです。
※走行中に外れないかどうかは、わかりません。(接着すると汚くなりそうなので・・・)





ボディ内側は仮止め。最終的には、しっかりしたテープなどで固定するとよいでしょう。




左右の位置、角度など微調整して完成です。
※ボディはカバーフィルムを貼った状態です。

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